お金に困ったらどこから借りるべき?借入先の特徴と最適な選択肢について

お金に困ったらどこから借りるべき?借入先の特徴と最適な選択肢について


 ※この記事は2019/1/27に執筆しました。

 

失業や傷病、盗難、事故に借金…。

 

生きていると予想していなかった出来事に遭遇することがあります。

 

わたし自身、青信号で横断歩道を歩いていて車にはねられたことが過去に2回あります。

 

子どもの頃で親が育ててくれていましたのでお金に困ることはありませんでしたが、自立した今では仕事ができなくなり、きっと困りますね。

 

お金に困ってしまったとき、お金を「借りる」という選択肢があがります。

 

銀行に消費者金融、家族、友人知人…さまざまな選択肢が思い浮かぶと思いますが、さてどこから借りるのがよいのでしょうか。

 

今回はお金を「借りる先」について、それぞれの特徴やメリット、デメリットをお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

銀行、信用金庫

 

 

まずは銀行系。

 

銀行や信用金庫は信頼性が高く「怪しいところから借りる」という認識もありませんね。

 

適切な借入先としては覚えておきたい場所です。

 

銀行や信用金庫と聞くと、住宅ローンや教育ローンなど、特別な用途が決まっているお金を借りることを思い浮かべるかもしれません。

 

もちろん、そうした大きなイベント用の借入をする場合には真っ先に考えたい借入先です。

 

一方、銀行や信用金庫にも「カードローン」や「フリーローン」のように、用途を問わないローン商品があり、利便性の高さで人気が高いようです。

 

ただし、年収や勤続年数、個人信用情報など厳しい審査がおこなわれます。

 

また、銀行系カードローンといっても、金利が特別低いわけではありません。

 

安心感はありますが、借入期間が長くなりそうな方は気をつけましょう。

 

ちなみに、とある地銀のカードローンは次の金利でした。

 

・100万円以下…14.5%

 

・100万円超〜200万円以下…12.0%

 

・200万円超〜300万円以下…9.0%

 

・300万円超〜400万円以下…7.0%

 

・400万円超〜500万円以下…4.0%

 

決して安い金利でないことがお分かりいただけるでしょう。

 

メリット

信頼できる借入先。怖い取り立てにあうことはなくて安心。

デメリット

審査が厳しく使える人が限定される。ただし、内定者専用ローンなど通常のカードローンの審査を満たさない人が使える商品があることも。

 

 

 

 

 

 

生命保険の契約者貸付

 

生命保険に加入者に対象を限定した貸付があります。

 

生命保険を解約したときの解約返戻金を担保にしているため、審査なく借りることもできます。

 

返済できなくなると保険が解約されてしまう、長く借りると金利が高くなりやすいなどのデメリットもありますが、

 

そもそもお金に困っているなら生命保険に入っている場合ではない状態ともいえます。

 

借金とりに追われて普通の生活ができなくなるよりはずっとマシでしょう。

 

メリット

審査がない。大手生保であれば安心。

デメリット

返済できないと契約に影響を及ぼす可能性がある。長期借りると利息が高くなりがち。

 

 

 

 

 

会社の貸付制度

 

勤務先に制度が存在していることが前提ですが、会社から借りる方法もあります。

 

会社の貸付制度は、貸金業者のように利息をとって自社を潤すことが目的ではありませんので、低金利である点がメリットです。

 

わたしが勤めていた病院にも貸付制度がありました。

 

かなりの低金利で借りられる制度でしたが、実際に利用している人は稀でした。

 

保証人が職場の人となっていたこともあり、現実問題として利用が難しいのかもしれません。

 

もしお勤め先の会社からお金を借りることを検討されている場合、慎重に考えてください。

 

規定にもよりますが、会社を辞めたくなったら一括で返済しなくてはならないかもしれないです。

 

辞めたくても辞められないと、自分を苦しめることになるかもしれません。

 

メリット

低金利で借りられる場合がある。金融機関のように審査が厳しくない。

デメリット

気持ち的に会社を辞めにくくなる。退職するときは一括返済を求められるリスクがある。

 

 

 

 

 

消費者金融

 

テレビCMを頻繁に流しているような消費者金融から借りる方法です。

 

「必ず、すぐに」返せる人であればキャンペーンなどを利用して無利息で借りることも可能です。

 

しかし、それ以外は手を出さないようにした方がよいかと思います。

 

もちろん、消費者金融は別に闇金ではなく、合法的に貸金業を営んでいます。

 

しかし、やはり高金利がネック。

 

審査が緩い分借りてしまいやすいですが、そもそも審査が緩い消費者金融を選ぶ人は、返済能力が低い傾向にあるため、利息だけで首がまわらなくなるおそれがあるのです。

 

よく、消費者金融の広告には「即日融資可能」「最短融資〇日」などと書かれています。

 

しかし、それが本当にメリットなのかを考えてみる必要はあります。

 

「その日すぐにお金がないと困る!」って、一体どんな状況なのでしょうか。

 

何かに急なお金が必要になったときでも、日本に住んでいて「今日中に支払ってください」と、普通の合法的な店や会社、病院、あるいは一般の人が言うでしょうか。

 

急に発生する出来事の代表例に「葬儀」がありますが、参列者が多い葬儀ならお香典がありますし、最近はクレジットカード払いや分割に対応している葬儀会社もあります。

 

消費者金融をすすめる広告は過剰な部分がありますので、注意が必要ではないかと思います。

 

なお、クレジットカードをお持ちの方は、キャッシング枠が設けられていることにお気づきの方もいるでしょう。

 

クレジットカードでもお金を借りることができるのです。

 

しかし、金利が高く借りやすさゆえに借金が膨らみがちな点は消費者金融とほとんど変わりませんので、その点も覚えておきましょう。

 

メリット

審査が緩めで借りやすい。

デメリット

金利が高い。気軽に借りやすい分、借金が膨らみやすい。

 

 

 

 

 

自治体の制度

 

各自治体では、無利息または低利息による貸付制度があります。

 

自治体にもよりますが、保証人なしで借りる場合の利息は年1.5%程度のところが多く見受けられました。

 

利用条件などは複数あり、誰でも使えるわけではありませんが、ここまで紹介した他の場所から借りる前にぜひ検討してください。

 

たとえば、予期せずシングルマザーになってしまい、就職口が見つからずに困っている方。

 

何か資格を取得して就職を探そうと思っても、学校へ通う費用、学校へ通っている間の生活費、子どもの入学金、教育資金などの問題がありますよね。

 

あるいは、傷病等で一時的に高額の医療費がかかり、生活が厳しくなったときの生活費の問題もあるでしょう。

 

先ほど少し触れた葬儀費用もあります。

 

そうしたときに費用を貸してくれ、民間業者と比べて利息の負担がないため、利用できる場合はかなりメリットが大きいといえるでしょう。

 

ご自身がどこにお住まいなのかによって制度の種類、条件、貸付額などは異なります。

 

「〇〇市 貸付制度」などで検索してみてください。

 

自治体のホームページがヒットし、概要や問い合わせ先などが確認できると思います。

 

メリット

圧倒的に利息が低い。国や自治体の制度なので民間業者よりも信頼できる。

デメリット

条件がいくつもあり、誰でも利用できるわけではない。

 

 

 

 

 

 

友人・知人

 

周囲の友人・知人から借りる方法です。

 

友人・知人の場合、中には無利息や、期限を設けずに貸してくれる人がいるかもしれません。

 

中には「貸したのではなくあげたものとしよう」と思って手を差し伸べてくれる人もいるでしょう。

 

そのため、業者よりも借りやすいと思われている方もいますが、注意も必要です。

 

業者から借りる場合、返済が滞ったときの取り立てについては、貸金業法という法律で規制されています。

 

たとえば、夜の遅い時間や朝の早い時間に取り立てすることや、自宅以外(職場など)へ取り立て訪問することなど、さまざまな行為が禁止されていて、違反すると罰則もあります。

 

一方、個人間の借金については貸金業ではないので、貸金業法の規制がおよびません。

 

つまり、上記のような取り立てがおこなわれてしまうリスクがあるのです。

 

もっとも、行為の内容によっては犯罪(業務妨害罪や強要罪など)に該当することもありますが、取り立てが激しくなりやすい側面があるという点は覚えておきましょう。

 

また、当然ながら友人・知人との仲は悪化するリスクが高まります。

 

特に返済を少しでも滞らせてしまうと、相手からの信頼はなくなってしまうでしょう。

 

場合によっては、「あいつは金を貸しても返さないヤツだ」などと、悪評を立てられてしまうかもしれません。

 

借りたお金は返す。

 

相手が業者であっても、個人であっても、このことを忘れてしまうと痛い目に遭うかもしれませんよ。

 

 

メリット

業者のような審査がなく借りやすい面がある。

デメリット

取り立てが激しくなる、悪評を立てられるなどのリスクがある。

 

 

 

 

 

親族

 

 

親や兄弟姉妹、親戚など親族に借りる方法です。

 

個人に借りるという点では友人・知人と共通した特徴がありますが、血のつながりがある分、信頼関係は壊れにくいといえます。

 

高金利の業者に手を出し、借金で首がまわらなくなるよりは、やはり親族を頼ることは賢明な選択肢かと思います。

 

大人の身で親族を頼ることはプライドが許さないかもしれませんが、お金に困っているならプライドは不要です。

 

やはり最初に頼るべきは家族です。

 

わたしの父も、「お金に困ったら真っ先に頼ってくれ」と言ってくれています。

 

実際に頼ることは今のところありませんが、その一言で精神的にとても救われていて、心の支えとなっています。

 

「高金利で苦しむくらいなら頼ってほしい」「借金で困窮して他人に迷惑をかけないようにまずは頼ってほしい」などと考えることがあるのかもしれません。

 

反面、実際に借りるときには、借りる側に甘えが生じやすくなります。

 

親族に借りた借金はどこに借りたものよりも後回しにしてしまう人は少なくありません。

 

いくら血のつながりがあっても、お金で揉めることはありますし、信頼関係も壊れてしまうことはいくらでもあります。

 

メリット

審査もなく、血のつながりから頼りやすい。

デメリット

自分に甘えが生じる。家族とはいえ信頼関係が崩れることがある。

 

 

 

 

 

借りる先の選び方

 

どこから借りるのが適しているのかは、その方の状況によって異なるでしょう。

 

一概にいえるものではありませんが、やはり順序というものがあります。

 

ここでは、わたしが考える借りる先の選び方を紹介します。

 

 

 

 

まずは家族を頼ること

 

第一に頼るべきは家族です。

 

親が存命で、親自身が生活に困窮していないのであれば、まずは親を頼りましょう。

 

その次は兄弟姉妹です。

 

親族に借りるにしても、血のつながりが濃く、よく付き合いのある親族から借りた方がよいでしょう。

 

血のつながりが薄い、あるいは疎遠になっている親族は、もはや知人と同じことです。

 

 

 

 

自治体の制度を利用する

 

第二には自治体の制度利用を検討しましょう。

 

自治体の制度利用にあたっては、最初から選択肢のひとつです。

 

ただし、自治体としても「まずは親などの家族を頼れないのか」という点が根本にありますので、優先順位としては二番目になります。

 

「親族など誰からも借りられない人」などの条件を設定してある貸付もありますので、その場合は親に借りられるのなら自治体は対象外となります。

 

なお、すでに他に借金がある、事情があって働けないなどの場合は、自治体から借りても返すことができません。

 

その場合は自己破産をしたうえで生活保護を受ける道があります。

 

自治体にケースワーカーがいますので相談してください。

 

 

 

 

 

民間業者なら銀行系か生保

 

家族も自治体も頼れない場合は、銀行や生保など公的側面をもつ業者からの貸付です。

 

民間業者という点で利息はしっかりとられますが、違法な利息や取り立てに発展することがないため安心感があります。

 

審査は厳しいですが、逆をいえばその審査に通るほどきちんと働いている方ですので、しっかり返すことができ、借金で困るリスクは少ないはずです。

 

 

 

 

会社が信頼できるなら貸付制度も検討

 

銀行系の審査に通らずお金を借りられなかったときは、会社も検討してみてください。

 

会社の信頼性が高いことが前提ですが、しっかり働いて返すという意味でも次の選択肢にあがります。

 

ただし、ブラック企業の場合、貸付を理由に長時間労働を強いてくる、辞めさせないなどトラブルに発展する可能性は否めません。

 

これまで働いてきたのですから、どのような会社なのかはきちんと見極めてから利用しましょう。

 

 

 

 

それでもダメなら債務整理を

 

ここまでで、どこからも借りられなかったのであれば、残るは消費者金融、友人・知人です。

 

しかし、このふたつに関しては、わたしとしては全くおすすめしません。

 

確実かつ早期(1ヶ月以内)に返す目処が立っている場合を除き、リスクが高いからです。

 

ここまでのいずれも利用できなかったということは、働けるのに働いていないのか、多額の借金を抱えているのか、何かしらの理由があるでしょう。

 

働けるのに働いていないのなら今すぐ働くこと、借金があるなら債務整理を検討しましょう。

 

債務整理については別の記事で詳しく紹介する予定ですが、まずは弁護士や司法書士へ相談するところから始めることが賢明です。

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は、お金に困ったときに「借りる先」についてのお話でした。

 

お金は借りないのが一番ですが、どうしても困って借りることもあるでしょう。

 

そんなとき、どこから借りるのかの選択は、今後の生活に大きく影響をおよぼすことになります。

 

さまざまな選択肢を知ったうえで、ぜひ慎重に、検討してください。

 

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