会社の辞めどきはいつ?お得に退職するなら5月や6月に辞めるのがおすすめ!

会社の辞めどきはいつ?お得に退職するなら5月や6月に辞めるのがおすすめ!


 ※この記事は2018/4/14に執筆しました。

 

「退職を考えているけれどいつ辞めるのがいいのだろうか。」

 

こんな相談を受けることがあります。

 

いつ辞めるのが「いい」かは、価値観によるところも大きいのですし、はっきり言ってしまえば好きなときに辞めればいいと思います。

 

しかし、自分にとって少しでも有利な時期に辞めたい、職場の人に迷惑をかけない時期に辞めたい、といった本音もあるでしょう。

 

そこで今回は、わたしが給与や退職手続き担当として常日頃思っていた「会社の辞めどき」についてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社を辞めるのにおすすめなのは5月か6月

 

 

まず、結論から言うと、退職月としておすすめなのは5月か6月です。

 

年度末ということで3月に辞める方が圧倒的に多いですが、もう少し待って5月か6月に辞めると何かとメリットがあるのです。

 

理由がいくつかあるので紹介します。

 

 

 

 

 

次年度の有休が付与された後に辞めることができる

 

4月になると次年度の有休が付与されますので、多い方は4月以降に辞めることで20日分の有休が手に入ります。

 

たとえば、3月末に辞めるときと4月末に辞めるときとを比べてみましょう。

 

こんな方の場合です。

 

・3月末までに20日の有休がある

 

・4月の有休付与予定も20日である

 

・退職前に有休をすべて消化する予定である

 

一般的な企業では月の稼働日が20前後ということが多いですよね。

 

ここでは分かりやすく毎月の稼働日が20日としましょう。

 

すると、

 

3月末に辞めるとき...20日分の有休(つまり賃金)が勤務せず手に入る

 

4月以降に辞めるとき...20日+20日の40日分の有休(賃金)が勤務せず手に入る

 

ということが起こります。

 

4月以降に辞めることにすれば、新しく付与された有休も消化して辞めることが可能になるわけです。 

 

 

 

 

4月に有休をもらってその月に辞めるのは現実的に難しい

 

現実問題として、「新年度の有休をもらってすぐその月の4月に辞めることなんて難しい」ということがあります。

 

引き継ぎとかありますし、上司や職場の人からよく思われないことを気にする方もいるでしょう。

 

そこで、5月や6月まで少し延ばすことで、辞めやすくなるわけです。

 

実際にわたしが勤務していた会社で、5月末に退職日を設定し、4月はほとんど勤務することなく有休消化して辞めた人がいました。

 

職場によってはそう上手くはいかないかもしれませんが、新しく付与された分の何日かでも消化できれば、年度末を超えてから辞めることには意味があると思います。

 

 

 

 

 

退職金の計算で「そこそこ」いい時期である

 

退職金の計算をするとき、勤務の「月数」を切り捨てされることがよくあります。

 

たとえば、5年10ヶ月勤務しても10ヶ月分は切り捨てにして、5年勤務として計算するということです。

 

4月入社の人が圧倒的に多いことを考えると、退職金の計算においてもっともキリがいいのが3月末退職ですね。

 

「勤務した月を切り捨てされて損をしない」と言い替えることもできます。

 

しかし、さきほど紹介したように、3月末退職だと、新年度の有休がもらえません。

 

ならば、最大で20日分の賃金相当追加分(新年度の有休)をもらうかわりに、退職金の元となる2〜3ヶ月くらいなら切り捨てた方がお得になるという考え方です。

 

4月入社で1月や2月に辞めると、10ヶ月や11ヶ月切り捨てされてしまいますが、5月や6月に辞めるなら、2〜3ヶ月なのでそれほど痛くありません。

 

4月でもいいのですが、4月は辞めにくいと考える人もいるので、5月や6月は「そこそこ」いい時期ですね。

 

退職金は勤務した日数と同等の賃金がもらえるわけではありませんので、賃金相当にあたる有休を優先させた方がお得になります。 

 

 

 

 

 

夏のボーナスの受給要件を満たしてから辞められる

 

個人的にはこれがかなり大きいポイントだと思います。

 

夏のボーナスは6月か7月支給という会社がほとんどでしょう。

 

わたしがいた会社は6月支給でした。

 

で、ボーナスには大抵「在籍基準日」が設けられています。

 

これは、「その日まで在籍していた人を対象にしてボーナスを支給します」ということです。 

 

在籍基準日は会社ごとに異なりますが、5月末や6月末としている会社も多いです。

 

わたしがいた会社は、5月末を在籍基準日として夏のボーナスを支給していました。

 

在籍とは、勤務の有無にかかわらず、会社に籍があればいいので、有休消化中でも該当します。

 

たとえば、5月末在籍基準日の会社に勤務していて、有休が最大で余っている人の場合、下記のようにかなり有利になります。

 

・5月末日が退職日なので在籍基準日要件を満たしており6月のボーナスがもらえる

 

・前年度の有休と新年度の有休あわせて40日分あるので4月と5月はほぼ有休消化できる

 

・退職金の切り捨て月は2ヶ月分のみなので、さほど損しない

 

在籍基準日が6月末の場合は1ヶ月分ずれることになります。

 

夏のボーナスは2〜2.5ヶ月ほど支給されることが一般的なので、もらっておいた方がいいです。

 

 

注意点もあります。

 

ボーナスの支給基準は会社によって異なりますので、就業規則で確認してください。

 

自分の勤務先の規則を意外と知らない方も多いです。

 

 

 

 

 

ゴールデンウイークの大型連休を取得してから辞められる

 

 

会社がお休みの日はもともと勤務予定ではありませんので、賃金をもらいながら休める貴重な日です。

 

5月はゴールデンウイークがありますね。

 

サービス業の方は勤務することも多いですが、一般企業は休みになります。

 

在籍しながら長期連休を取得できることはとてもありがたいことなので、5月の連休を超えてから辞めた方がいいです。

 

無職の状態で大型連休を過ごすのと、会社員という身分で過ごすのとでは精神的にも大きな違いがあります。

 

 

 

 

 

 

5月や6月に辞めるのはお金以外の面でも有利

 

 

ここからは、5月や6月に辞めることが、お金以外の面についても有利であるという点をお話します。

 

職場への影響や、自分の気持ち的な意味合いが大きいですよ。

 

 

 

 

退職の手続きでバタバタしない

 

まずは退職の手続きでバタバタしないということ。

 

前述のとおり、3月は退職する人が多いですし、4月には人事異動も控えているため、何かとバタバタしやすい月です。

 

退職の手続きをする際は総務課などに行くはずですが、総務課がもっとも忙しい時期なので退職のことでゆっくり相談もしにくい状況です。

 

退職にともなって健康保険はどうなるのか、失業手当はいつからもらえるのかなど、いろいろと聞きたいことがあるでしょう。

 

しかし、他にも退職者が待っているので自分だけ時間を割いてもらうことができません。

 

5月や6月の退職であれば、忙しい年度替わりを過ぎてから相談できるのがメリットです。 

 

 

 

 

 

職場が落ち着いていて迷惑をかけない

 

5月や6月に誰かが辞めることは、同じ職場の人にとってもありがたいことです。

 

3月に辞める場合、4月入社の人がまだいませんので、基本的に今いる人に引き継ぐことになります。

 

3月は年度末ということで忙しい職場が多いので、引き継ぎにゆっくり時間を取ることもできません。

 

一緒に取引先の挨拶に行こうにも、先方が忙しいのでスケジュール調整も難しいです。

 

4月は4月で新入社員の教育で忙しいのでバタバタします。

 

5月や6月頃になると少し落ち着いてくるので、4月の新入社員に多少引き継ぎながら、職場の人に仕事を割り振るなどできます。

 

とはいえ、どの月が忙しいかは業種にもよるかと思います。

 

「職場の人に迷惑をかけないで辞めたい。」と考えている方は、明らかに忙しい月は避けるのがいいですね。

 

 

 

 

 

次の会社でゆっくり引き継ぎしてもらえる

 

5月や6月に辞めて転職すると、基本的には次の職場でのスタートが6月や7月になります。

 

これは、次の会社で落ち着いて指導が受けられるということにもつながります。

 

3月で辞めて次の会社が4月スタートの場合、4月は新卒者が大量に入ってきたり、人事異動があったりしてバタバタしています。

 

たとえ中途採用であっても、完全に放置されるのは辛いもの。

 

勝手が分からないことも多いので、ある程度は教えてほしいですよね。

 

6月や7月に入社することで、次の会社の人たちも落ち着いていますので、比較的丁寧に教育してもらうことができます。

 

わたしは最後にいた会社を4月に入社したので、みんな忙し過ぎて、質問するのさえためらわれる瞬間が毎日ありました。

 

一方、年度の途中で入ってきた人は丁寧に教えてもらえていたのでうらやましかったです。

 

 

 

 

 

本当の辞めどきはやっぱり次が決まったとき

 

ここまで、お金の観点や引継ぎ、気持ち的な面から辞めどきについて紹介しました。

 

絶対にこの月がいいというのは断言できないはずですが、職場環境によって「ベター」な時期はあるかと思います。

 

また、本当の辞めどきは、転職を前提とするのであれば、やはり次の勤務先が決まったときではないでしょうか。

 

決まる前に辞めてしまうと無収入となってしまうので、副業などをやっていない方は、可能な限り次を決めてから辞めたいですね。

 

特に家族を養っている方は、次が決まる前に辞めたことを、家族から後々まで言われるかもしれません。

 

【リクルートエージェント】などの転職エージェントを利用すれば、仕事をしながら転職活動するのも比較的スムーズにいきますので、目的に応じて使ってみるのも1つかと思います。

 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は、会社の辞めどきのお話を、給与や退職の手続きを担当していた視点からお話しました。

 

会社をいつ辞めるかはなかなか悩ましい問題ですが、自分なりの基準を設けておくとすっぱり決められると思います。

 

辞めたい辞めたいと思いながらズルズルと働いていても、精神的によくないこともあります。

 

ご自身の考えをぜひ整理してみてください。

 

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