年末調整を適当に申告すると後でひどい目にあいます


年末調整の申告をしっかりすることが大切、当たり前のことのようで案外できていない人が多いのは、年末調整の担当をしていると気づきます。

 

会社勤めをしていると、年末調整をしてもらえますよね。税扶養にしたい家族などを申告したり、生命保険料控除を申告したりします。

 

ところが、これを適当に行ってしまうと損したり、あとでひどい目に合うケースがあります。そこで今回は、年末調整を適当にやってひどい目にあったケースをご紹介します。

 

 

 

 

扶養家族の収入を適当に申告してしまうと痛い目にあうケース

 

家族の収入を把握していないで適当に申告

両親はわずかな年金収入で生活していると思っていました。そのため、両親を税扶養に入れようとして申告。

 

ところが両親には株の売却益と不動産収入があったのです。税扶養には入れられないほどの収入だったため、あとで税金を返すことになってしまいました。

 

 

子供のアルバイト収入を気にしていなかった

学生の子供を税扶養に入れようとして収入を子供に確認しました。と子供は年末調整がいかに大切かなど知る由もなく…適当に収入を伝えました。

 

ところが、子供がバイト代をかなりもらっていたんです。税扶養に入れることができず、あとで税金を返すことになってしまいました。

 

いずれの場合も、確定申告の時期が過ぎてしばらくしてから税務署の照会が入ります。そうすると、忘れたころに税金を払うはめに。

 

私が担当したケースでは10万円以上を後々返すことになったことがありました。その人は、月数万円を給与からしばらく引かせてもらったのですが…大変でした。

 

家族を税扶養として申告する場合、収入状況をよく確認して申告することが大切です。もともと払う必要のある税金とは言え、後で大金を払うはめになると大変ですからね。

 

 

 

 

生命保険料控除証明書を紛失してしまう

 

毎年10月〜年末にかけて、各生命保険会社から控除証明書が届きます。

 

これは、支払った生命保険料等を税金から控除できるため、生命保険に加入している人は必ず申告した方がよいものなのですが…。

 

よくあるのが、証明書の紛失。保険会社に言えば再発行できるのですが、よくわかっていない人はそのままにしてしまうことも。

 

私が勤務していた会社では、昨年の申告と大きく違う方を抽出するため、「証明書の再発行をすれば申告できますよ」と本人に伝えるようにしてあります。

 

しかし、基本的には自己申告の世界。本人に得になることを誰かが教えてくれるなんてことはないんですよ。こんなことを教えてくれない年末調整の担当者だっています。損しないように、しっかりと保管しておきましょう。

 

 

まとめ

 

年末調整というと、急に「よくわからない」と言い出す人がいます。確かに税金のことは難しいですよね。

 

でも、毎年行う扶養家族の申告や、生命保険料の控除申請など、みなさんが覚える必要があることはごくわずかです。

 

基本的には、毎年同じ方法。誰も、税理士さんのようにたくさんの税金のことを勉強する必要はないのです。
自分に関わるお金のことだけはせめて覚えよう、その意識が大切ですかなと思います。

 

 


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