住まいとお金、最上の選択とは

それでも持ち家を買う?持ち家を持つことのリスクとは

 
 ※この記事は2018/11/26に加筆・修正しました。

 

夢のマイホーム。

 

お金を貯めていつか憧れの持ち家で暮らしたいとお考えの方もいるでしょう。

 

一方で、「毎月の賃料を払うなら住宅ローンを組んで買った方が結局得」と、損得勘定で気軽に考えてしまう人が多いような気もします。

 

今回は、持ち家を持つことのリスクをご紹介します。

 

 

 

 
 

 

 

 

持ち家と賃貸どちらが得かに答えはない

 

持ち家VS賃貸!どっちが得かバトル

 

でもお伝えしましたが、持ち家と賃貸を一生ベースで見てどちらが費用がかからないかは、実際のところ比較が難しいものです。

 

どちらが得かどうかは費用面だけでは判断できません。

 

よく「毎月の家賃を払うなら持ち家を買った方が資産なるから得」と言われますよね。

 

私の周りにも、持ち家を買った理由として真っ先に挙げる人がいます。

 

でも、将来的に売れるかどうかも分からないですし、(実際、買うよりも売る方が大変と言います。)

 

将来土地の価格がどうなっているかなんて、知識豊富な専門家でさえ当てることは難しいでしょう。

 

「資産になるから得」という理由は本当にそうでしょうか。

 

 

 

 

資産は「お金を生み出すもの」のことを言う

 

家や土地は資産と言われますが、それは「お金を生み出すことができる」ときのことを指します。

 

それを持つことによって毎月定期的な収入を得ることができれば、それは資産になるでしょう。

 

しかし、いわゆる持ち家は、収入を得るどころか、毎月の住宅ローンや固定資産税や火災保険や地震保険に修繕費、などなど、支出がメインですよね。

 

ローンを返し終わる頃にはリフォームが必要になっているでしょうから、ローン返済後に楽になるともいきません。

 

持ち家で得るものは、満足感や社会的信頼、音を気にせず暮らす快適さなどです。

 

もちろん、これはお金には代えられないものです。

 

しかし逆に言えばお金にはならないので収入ではありません。

 

つまり、持ち家は、資産ではなくて負債です

 

毎月出ていくものが多い負債なのです。

 

 

 

 

 

持ち家を持つって重大なこと。軽く考えないで

 

持ち家も賃貸もどちらが得かなんてわからない。

 

さらに、持ち家には負債的側面があるということをお伝えしましたが、何も持ち家全否定というわけではありません。

 

私もそもそも一軒家を見るのが好きです。

 

お金持ちでお金に余裕があればいくつか家が欲しいと思います。

 

でも私はお金持ちというわけではありませんから、持ち家に対しては慎重、というだけのことです。

 

持ち家が身の丈に合っていれば、好きな持ち家を買う。

 

合っていないと思わなければ買わない。

 

シンプルにそれだけなので、持ち家も賃貸も別にどちらもアリだと思うのです。

 

ただ今回持ち家のデメリットをお伝えするのは、あまりにも持ち家に対して気軽に考える人が多いからです。

 

あるCMで「毎月の家賃で家が買えちゃう♪」というノリノリのCMがあってすごく怖くなりました。

 

こういうノリで持ち家を買うことは危険だと思うのです。

 

 

 

 

災害時にはどうする?

 

持ち家のデメリットとして災害時に困ることがあります。

 

地震保険はそもそも同時にたくさんの人たちが被害に遭うため、全壊であっても満額必ず出るとは限りません。

 

公的支援についても損害をすべてまかなうことは難しいです。

 

災害時には賃貸であっても大変なのは同じです。

 

しかし、賃貸であれば身一つでやり直すことができます。

 

もちろん、貯金が十分にあって、何かあったときのための蓄えがしっかりあるのであれば、問題ありません。

 

住宅ローンに追われて貯金ゼロという方は、危機感を持つべきかなと思います。

 

今は住宅ローンがあるから貯金は後回し」というのは、ちょっと待ってくださいねということです。

 

 

 

 

失業や病気になったらどうする?

 

毎月の住宅ローンは返済期間30年前後はかかる人が多いと思いますが、持ち家を持つことは30年間の収入があることが前提です。

 

私は以前求人を扱っている出版社に勤務していたことがあって、

 

・世の中の人がどれだけ転職をするのか

 

・どれだけの人が仕事を辞めたいと感じて会社に行けなくなるのか

 

・うつ病などで出社できなくなってしまう人も多くいる

 

などを、仕事柄知る機会が多くありました。

 

失業で収入が途絶えても、病気になってもローンの支払いは継続します。

 

自分は失業もしないし病気にもならないと思っていませんか?

 

もちろん賃貸だって、家賃を払い続ける必要はありますよね。

 

しかし、一時的に家賃の低いところに引っ越すこともできますし、可能なら実家に帰って住まわせてもらうことだってできます。

 

住宅ローンも毎月の返済額を下げることができなくはないですが、返済期間が伸びますし、金融機関によっては難しいこともあるでしょう。

 

この「収入が途絶えたときのリスクについて事前に考えて対処してあるか」が問題です。

 

 

 

 

 

離婚したらどうする?

 

今は3組に1組が離婚する時代といわれています。

 

実際の計算は少し違うようですが、実感として、周囲に離婚経験者が多いので、「離婚はよくあること」くらいの感覚はあります。

 

住宅ローンを組むときに、このことを思い出す人はいないですよね。

 

もちろん、誰もが離婚前提で結婚しているわけではないから仕方のないことかもしれません。

 

でも、離婚後の住宅ローンの問題はケースによって非常に厄介になるということは覚えておきたいところです。

 

うまく売れて住宅ローンの残高を上回れば財産分与の対象となります。

 

しかし、妻に半分持っていかれることになりますし、住宅ローン残高を下回ったら負債が残ります。

 

離婚後の連帯保証人や共同名義人の問題はどうすればよいのでしょうか?

 

素人の手には負えないので弁護士さんなどのプロに相談することになります。

 

ではどう対策するのか?

 

難しい問題ですが、離婚が成立する前に夫婦でよく話合うことがひとつです。

 

あるいは、自分がローンの支払責任を負うことになっても対処できるようにしっかり貯金しておくことでしょうか...。

 

うーん、心もとないですね。これについては引き続き考えていきたいと思います。

 

 

 

 

マイホームを諦めるべきなの?

 

「じゃあ夢のマイホームは無理?」と嘆く必要はありません。

 

夢であれば素敵なことですし、そこにこそ持ち家を持つ価値があると思うからです。

 

ただ、背伸びは禁物です。

 

「今の収入で何とか払える」ぐらいギリギリでローンを組むのは危険ですし、頭金がしっかりあることが前提。

 

さらに、ローンがあっても今後の貯金を継続することは絶対に必要です。

 

よく「身の丈に合った買い物をしましょう」って言いますよね。

 

身の丈って、常に同じじゃありません。
 
だから持ち家を購入して30年もの住宅ローンを組むこにはリスクが伴うのです。

 

身の丈を知るには?

 

他人基準はやめましょう。

 

他人基準で見栄で無理して高いローンを組んで立派なお家を買っても、待っているのは破滅です。

 

自然体で自分基準。

 

これを意識していれば持ち家を買うのに慎重に検討し、まだ早いかな、買うにはこれぐらい貯金が必要かなと、じっくり考えることができると思います。

 

そんな風に夢を持って貯金をしていくのも楽しいものですよ。

 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

まとめると、持ち家には以下のようなリスクが潜んでいます。

 

負債を抱えることのリスク
災害時のリスク
失業や病気時のリスク
離婚時のリスク

 

今回は持ち家のデメリットをご紹介しましたが、伝えたいのは「リスクを理解した上で準備をしっかり整えて購入に踏み切ってほしい」ということです。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


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