社労士受験で苦手科目を作らない方法と科目別克服法。苦手科目を作ると命取りだから重要!

社労士受験で苦手科目を作らない方法と科目別克服法。苦手科目を作ると命取りだから重要!


 ※この記事は2017/10/15に加筆・修正しました。

 

社労士は一つ苦手科目があるとそれが命取りになってしまう厳しい試験です。

 

ずば抜けて成績が良い科目があるよりも、一つも苦手科目がない方が有利。

 

苦手科目は作らないでおくべきなのです。

 

苦手科目については

 

苦手科目をそもそも作らないようにする

 

苦手科目がある場合はどう克服するかを考える

 

に分けて考えてみましょう。

 

今回は、わたしが社労士受験生時代におこなった、上記2つの対処方法をご紹介します。

 

 

 

 

 

※この記事で書いてあること

なぜ苦手科目を作ってはいけないの?
社労士受験生たちの苦手科目は何?
社労士で苦手科目を作らないための方法
社労士の苦手科目克服のコツ。科目ごとの対処法も紹介
最後に

 

 

 

 

なぜ苦手科目を作ってはいけないの?

 

社労士受験をしたことがある方であれば十分お分かりだと思いますが、社労士試験は全体の点数の合格ラインと共に各科目に対しても合格ラインが設けられています。

 

例えば別の資格の試験を見てみると、社労士と同じぐらいの難易度と言われている行政書士。

 

行政書士は「全体でどれぐらい点数が取れたか」がキモとなる試験です。

 

苦手科目があっても、得意科目でじゃんじゃん点数を稼ぐことができれば総合点で合格できるのですね。

 

一方、社労士はいくら数科目で満点を取っても、たった一つの苦手科目で合格ラインを下回ればそれでアウト。

 

試験制度の厳しさで言ったら行政書士の比ではありません。

 

社労士試験における苦手科目は命取りになる

 

重要なことなのでしっかりと覚えておきましょう。

 

 

 

 

社労士受験生たちの苦手科目は何?

 

自分が苦手だと思っていた科目でも、周囲の受験生が得意だと焦りますよね。

 

結論から言うと、自分が苦手だと思っている科目は、周囲も苦手傾向にあります。

 

安心しましょう。

 

わたしが受験生時代、多くの仲間たちが「これ苦手なんだよね!」と言っていたのはこれらの科目

 

年金

 

健康保険(特に、高額療養費のところ)

 

労基法、労働一般

 

これ以外の科目が苦手な方は、そもそも克服が意外と簡単なので、焦らないで大丈夫ですよ!

 

 

 

 

 

社労士で苦手科目を作らないための方法

 

まずは、そもそも苦手科目を作らないことが大切です。

 

「そうは言っても苦手なのだから仕方がない。」と思うかもしれませんね。

 

それはよく理解できるのですが、「苦手科目を作らないようにしよう」という意識を持つかどうかでかなり変わってきますよ。

 

苦手科目を克服するより、苦手科目を作らない方がずっと簡単です。

 

では、どうすれば苦手科目を作らないことができるのでしょうか。

 

 

 

無理やりでも楽しいと思うのが秘訣!

 

特に受験1年目の方に一番大切かなと思うのが、「うわーこの科目つまらないかも」と意地でも思わないことです。

 

たとえば安衛法。

 

あの科目は製造業などの仕事をしている人にとっては面白いかもしれませんが、全然関係のない仕事をしている人にとってはけっこう辛いところがある科目です。

 

特に女性はチンプンカンプン、興味すらわかないなんて人も多いのではないでしょうか?

 

私もまさしくそうで、初めて安衛法の授業を受けたとき眠くなってしまったのを覚えています。

 

でも、苦手科目を作るべきでないことは先生から聞いていたので、この科目を苦手科目だとは絶対に口にしないと決めました。

 

口にすることで自分の中で苦手意識が現実的に芽生えてしまうから良いことはない、と判断したのです。

 

毎回授業のたびに「やっぱ苦手かも」って考えが頭をよぎるのですが、それでも

 

苦手科目と口にしない

 

自分でも苦手だと認めようとしない

 

無理やりにでも楽しくて好きな科目だと思い込もう

 

と意識していました。

 

そうしていると、段々、苦手意識も薄れてきて、他の科目と同じように取り組むことができるようになりました。

 

実際私は安衛法では確実に点数を取っていました。

 

 

 

「安衛法無視」が危険な理由

 

ちなみに安衛法は配点が少なく労基法との総合点ですよね。

 

だから安衛法を「捨てる」つもりの人もいるのですが、絶対にそれはやめた方がいいです。

 

なぜなら安衛法とセットである労基法は全科目の中で最もセンスが問われる科目ですし、点数が非常に上下しやすいからです。

 

※関連記事

 

社会人であれば労基法が面白いと感じる人は多いでしょうが、(普段の仕事にけっこう関わるので)だからと言って得意科目と本当に呼べるほどセンスがある方はごく一部の人だと理解しておくことも大切ですよ。

 

そのためにも、安衛法でしっかりと点数を取るのが試験合格には非常に大切になってくるのです。

 

ただし、重要だからと言って安衛法ばかりに時間をかけていてはそりゃあ時間の無駄です。

 

安衛法については「定期的に」「時間をかけ過ぎない範囲で」「でもしっかりと」勉強しておきましょう。

 

 

 

 

「へー、なるほど!」を口癖にすると段々楽しくなる

 

苦手な科目や難しい科目について、無理やりにでも楽しいと思うことは難しいと思うかもしれません。

 

でも、楽しいと思おうという意識が、とても重要かつ効果的なのでぜひ実践してみてください。

 

勉強中は「へー、なるほど!」を口癖にすると段々楽しくなります。

 

私が勝手に編み出しましたが効果はありました。

 

なんだかよく分からない難しいことを勉強しなければいけないときは、「なんだこれ意味わからん!」よりも「へーそうなんだー!」って意識を持つと興味もわいてきますし、覚えることで得したような気になります。

 

「そんな精神論的なこと?」と思うかもしれませんが、とても重要です。

 

わたしはこれで1年目から、模試や本試験で平均的に「択一式50点超、選択式30点超」を取れるようになりましたよ。

 

 

 

暗記は暗記と割り切って!

 

苦手科目を作らないためには、「この科目は理解する科目か、それとも暗記する科目か」を意識するといいです。

 

勉強は何事も「理解」が大事ですから、基本的には丸暗記ではなく理解しようという気で臨む必要がありますよね。

 

でも、社労士の中には、正直暗記でしか対応できないことも色々でてきます。

 

大量の試験範囲と戦うための時間的問題や、仕事で使うこともないような知識も正直ありますものね。

 

だから、すべてを「理解」しようとするのは無謀というものです。

 

暗記科目なのに何でも理解しようとすると、理解できなくていずれ苦手意識が芽生えます。

 

「ここは暗記」だと思うところはしっかりと割り切っていきましょう。

 

私が通っていた大原では、先生が「ここは力づくで覚えましょう!」と言ってくれた箇所に関しては、力づくで暗記と割り切って覚えました。

 

理解が必要な箇所に関してはしっかりと説明してくれるので、その点助かりましたね。

 

語呂合わせを馬鹿にする人はけっこういますが、私は学校の先生が教えてくれた語呂合わせで何回も試験の危機を乗り切りました。

 

いざというときに本当に助けてくれることもあるので、語呂合わせも利用した方が良いと思います。

 

暗記ものは、先生に教えられた語呂合わせだけじゃなく、自分でもけっこう作って楽しく覚えようとしました。

 

仲間内で披露しあったりすると、皆で合格に近づくので良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

社労士の苦手科目克服のコツ。科目ごとの対処法も紹介

 

ここからは、苦手科目がすでにある人の克服方法について。

 

苦手科目を作らないようにしようとしても、模試でいつも点数が悪いといった失敗経験を積むうちに、どうしても苦手意識が芽生えます。

 

苦手科目を作るべきでない理由は前述しましたが、苦手意識は早いうちに払拭するようにしましょう。

 

苦手科目克服のコツは何かを紹介します。

 

 

まずは「なぜ苦手なのか」を分析する

 

前述したように、社労士試験は「理解型」と「暗記型」の科目にわかれます。

 

ざっくりわけると、社会保険科目は理解型、労働科目は暗記型に近いと言えます。

 

もちろん、科目ごとに特性があるので完全にわけることはできませんが。

 

で、自分の苦手科目はどちらに分類されるのかによって「何が苦手なのか」が見えてきます。

 

理解が苦手なのか、暗記が苦手なのか、それによって対処法も変わってきます。

 

 

 

労働科目が苦手な人は正直チャンスです

 

たとえば、雇用保険、労災保険、徴収法、安衛法が苦手な方。

 

これらはほぼ暗記型です。

 

点数が取れない方は、暗記ができていない、すなわち、単純に勉強時間が足りていないだけの可能性があります。

 

苦手克服は比較的簡単で、暗記するまで問題集を解きまくること。

 

点数が一気に伸びる可能性があります。ラッキーですね。

 

 

 

年金、健保は「理解後追い」でいいから時間をかけてテキスト重視

 

年金と健康保険が苦手な方。

 

これは社労士受験生の中でも多いですよね。

 

特に年金は仕組みが複雑で難しいため、理解するまでに時間がかかります。

 

年金と健康保険については、焦らず「理解後追い」で大丈夫ですが、時間はしっかりかけましょう。

 

年金と健康保険は配点が高いため、やった分だけ総合得点アップに近づきます。

 

テキスト→問題集、これの繰り返しで、あるとき「すっ」っと理解できる瞬間が訪れます。

 

ただし!「深追いしない」ことも重要です。

 

特に年金の難問は、誰にとっても難問なので、正直理解できない問題もあります。

 

過去問題集だけはすべて網羅するつもりで、たまにでる「ずば抜けて難しい問題」は、理解できなければ捨ててもいいくらいです。

 

 

 

講義をもう一度聞くのもおすすめ

 

年金などの理解型科目については、講義をもう一度聞くことで「あ、そうだったのか!」となることも多いです。

 

通学やDVD講義を利用している方しか使えませんが、可能なら講義をもう一度聞きましょう。

 

わたしは少しでも不安が残った講義はもう一度出席しました。

 

わたしが通っていた大原の場合は、平日の夜と土曜の午後に同じ講義で無料で参加できました。

 

一度目の講義で理解できなくても、二度目の講義で理解できることも多かったので、「時間の無駄」と思わず参加してほしいなと思います。

 

 

 

 

一般常識は「こまめに」が重要

 

一般常識科目が苦手という方もいると思います。

 

社会保険の一般常識は比較的「暗記」で対応できるのですが、問題は労働一般。

 

範囲が広すぎて困りますよね。

 

労働一般については、「これ!」という対処法が正直ないのですが、わたしは比較的得意でしたので、「なぜ得意だったのかな。」を考えてみました。

 

わたしが労働一般でやったことはこれです。

 

仕事の休憩中に厚労省のHPをよく見ていた

 

新聞を「斜め読み」してた

 

労働白書もたまに目を通していた

 

問題集を解きまくるとか、そういったことはやっていないのですが、すき間時間を使ってこまめに対処していました。

 

感覚としては「世間の労働問題にいつもアンテナを張っておく」みたいな感じです。

 

労働一般は何が出題されるかわからないので、がっつり勉強しても正直時間の無駄。

 

ですが、いつも頭の片隅で気にしていることは重要かなと思います。

 

 

 

苦手科目のテキストを持ち歩く

 

苦手科目こそ「こまめに触れるようにする」ことも大切です。

 

社労士受験生になると、普段から隙間時間で勉強できるよう、テキストを持ち歩く方も多いでしょう。

 

そのときはぜひ苦手科目のテキストに絞って持ち歩くようにしてください。

 

得意科目は、正直、疲れていても眠いときでも頑張れます。

 

苦手科目は、後回しになりがち。

 

だから勉強時間が少なくなり、さらに苦手になるといった悪循環に陥ります。

 

苦手科目に「触れる」時間を多くすることで、段々と愛着も沸いてきますし、触れれば触れるほど実力が上がってきます。

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回の記事をまとめます。

 

社労士の苦手科目については下記の点を意識しましょう。

 

・苦手科目を作らないためには楽しいと思い込む「意識」が重要

 

・苦手科目がある場合は何が苦手なのかを把握する

 

・苦手科目の講義はもう一度受ける

 

・苦手科目のテキストを持ち歩く

 

社労士受験生の中で多い苦手科目の個別対策としては

 

・雇用、労災、徴収、安衛法...暗記部分は割り切り問題集を何回も解く

 

・年金、健保...「理解後追い」でテキスト&問題集の繰り返し。時間をかけるが深追いはしない

 

・一般常識...アンテナを張ってこまめに対策しておく

 

 

労基法についてはある程度の勉強時間を確保しつつ、センスがなければ深追いしないことも重要です。

 

※関連記事

 

というわけで、苦手科目は作らないようにし、苦手科目がある場合は、早めに克服しちゃいましょう。

 

以上「社労士受験で苦手科目を作らない方法と科目別克服法。苦手科目を作ると命取りだから重要!」でした。

 

社労士受験、ぜひ頑張ってくださいね。

 

 

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