給与担当者が教えるお金のエトセトラ

社労士は実務経験が豊富だからと言って安易に手を出さないほうがいい資格

 

 

 

実務をやっていれば一度はチャレンジしたいと思う社労士試験

 

会社の総務や公共機関などで、社会保険実務や労務に携わっている方。実務をやっているうちに、もっと色々な知識を身につけたいと思ったり、経験を資格という形に変えたいと思い、社会保険労務士試験にチャレンジする方は多いです。

 

受験理由としては王道な最も納得できるものだと思います。

 

 

 

 

実務経験は試験に有利に働くのか?

 

しかし、実務経験が豊富だから試験に有利だという考えがあって、何となく社労士試験を受けようとするのはやめたほうがいいです

 

確かに、公共機関などで一定の実務経験があると、社労士試験の一部科目を免除できる規定があったと思いますが、(制度が変わってなければ)ほんの一部であり、それ以外の科目の合格基準が厳しいことに変わりはありません

 

私が通っていた学校で免除を受けている実務経験者がいらっしゃいましたが、確か10年ぐらい試験に不合格だったと聞いています。

 

ここで声を大にして言いたいのは、実務と試験は全く別物である、ということです。

 

「知識や時間がない」方でも短期間で社労士に合格できる今話題の勉強法とは? 

 

 

 

実務経験があると問題が解ける?

 

確かに社労士の試験問題の中には、実務経験があればわかったかもしれないという問題がないことはないです。(あっても少ないですが。)

 

しかし、逆に実務を知っていると引っかかってしまう引っかけ問題もあり、その意味では実務を知っていても知らなくても、有利不利は同等です。

 

社労士試験においては、実務経験があるないはそれほど重要ではなく、それよりも圧倒的な勉強量と問題への慣れ、センスなどがものを言います

 

 

 

 

社労士の問題への慣れとは

 

ここでいったん話がそれますが、社労士の問題への慣れということに少しだけ触れさせていただきます。

 

社労士の問題は、いじわるな問題が多いです。

 

引っ掛け問題は当たり前ですし、出題の方式もあの手この手で受験者を落とすべく工夫してきます。

 

あまりにひどい問題すぎて、試験後に解答が2つの選択肢のうちどちらでもいいと、認定されるようなことすら過去にありました。

 

それほど、知識の隙間を縫うような、難しくてわかりにくい、ギリギリを狙ってくる問題もあるということです。

 

何が言いたいかと言うと、テキストを丸暗記しただけでは試験対策としては足りなくて、やはり過去10年分は問題集にあたるという必要があるぐらい、問題に慣れるということは大切だということです。

 

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実務をやっている人ほど受験年数が長い!?

 

話を戻しますね。正式なデータでは全くないのですが、案外当たっているかもしれない話です。私の通っていた学校や知り合いなどを見てみると、実務経験がある人ほどなかなか合格できない気がします。

 

先ほどあげた10年以上受験している人や、3年、5年ぐらいは実務経験者で多くいました。逆に、ド素人の若い子の方が、1、2年ですぱっと合格しちゃったりします。

 

勝手に考えた理由ですが、実務が忙しくて勉強時間が取れない、仕事で似たようなことをやっているから新鮮味がなく勉強に身が入らない、などが考えられるでしょうか。

 

でも結局のところ、実務経験があってもなくても、圧倒的な勉強量がなければ合格ラインにすら登れないに集約されると思います。

 

実務経験が豊富な人は、勉強に対してその経験をいったんフラットにして取り組めるか、そして本当に勉強時間が確保できるのかを、試験勉強を始める前に入念に考えた方がいいです。

 

そうしなければ、実務経験が豊富なのになかなか合格できない人の仲間入りしてしまいます。

 

 

 

 

実務ができることは本当に素晴らしい

 

私は運よく合格できましたが、何年も合格できず、自信を失い、涙を流す人をたくさん見てきました。

 

ですから、それぐらい社労士試験は優しくはないということを知って、試験を受ける前に、本当に資格が欲しいのかどうかを考えてほしいです。

 

特に実務経験がある方に言いたいのは、実務ができることが何より素晴らしい、ということ。
私は資格を取ってから実務を積むという流れで苦労し、資格より何より実務が一番大事!と身を持って経験しました。

 

ですから、実務ができる人は別に資格なんかいらないとすら思います

 

社労士として働きたいとか、会社から資格が必要だと言われている、資格手当がつく、などの「資格」がいる明確な理由がないのであれば、実務ができる、これに勝ることはありません

 

勉強時間を確保するのが難しいぐらい忙しいのに安易に試験を受けようとすると、あとに残るのは、「実務経験豊富なのに素人に負けた」などという悔しさ(実際は負けてなんていません)、疲労、自信喪失感や家族からのクレーム(受験中は家事ができないため)など様々なことがあります。

 

これらを踏まえて、社労士試験にチャレンジするのか、じっくり考えていただけたらと思います。

 

 

 

 

最強の社労士、どこへ行っても生きていけるように

 

それでもなお、社労士試験にチャレンジしたい実務経験者の方々へ。

 

あなたが資格を取得すれば、資格もスキルもある最強の社労士となることができます

 

社労士として独立することもできますし、大企業の総務課などに就職することだって可能でしょう。「人」がいるところであれば、全国どこでだって生きていけます。

 

絶対に資格を取得してやる!と覚悟を決めたのであれば、是非頑張って合格してほしいと思います!

 

 

 

通学が難しいなら通信から始めてみては?

 

私はえいやーって感じでいきなり通学から始めましたが、社労士合格者の仲間たちは通信講座で合格した人もいます。仕事が忙しくて学校に通うのが難しいという方は通信が便利ですよね。

 

通信教育のフォーサイトは通信教育専門校として、受講生はすでに10万人を突破しています。国家資格を中心に難関対策を専門にしているので、通信講座を始めるならおすすめです。

 

 

 

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