産休育休中に資格取得を考えているあなたへ資格を取るべき本当の理由をお伝えします

産休育休中に資格取得を考えているあなたへ資格を取るべき本当の理由をお伝えします


 ※この記事は2018/3/27に執筆しました。

 

・つわりがひどい時期を乗り越えて、子供が生まれるまでの数ヶ月

 

・出産して子供の首がすわる頃から職場復帰までの数ヶ月

 

この時期に「意外と暇なんだよね。」と言う女性は多いものです。

 

家事育児にとことん時間をかけるのもいいけれど、職場復帰を見越して資格取得を考える方もいるかもしれませんね。

 

今回は、この時期に資格取得を目指すことのメリットをお話します。

 

 

 

 

産休育休中に資格取得を目指す方へ一旦釘を刺しておきます

 

まずは少し厳しい話をさせていただきます。

 

いろいろなサイトを見ると「産休育休中に資格を取ると復帰時に評価される」「再就職に断然有利!」みたいな文言が並んでいますが、鵜呑みにするのはどうかと思います。

 

わたし自身、産休育休中の資格取得には肯定的なのですが、その理由が違うのです。

 

人事総務にいた立場から、複数の資格を保有して転職した立場から、一旦釘を刺すようなことを言いますね。

 

 

 

 

資格そのものは直接役に立たないことも多い

 

まず覚えておきたいのは、資格信仰から距離を保つことの大切さです。

 

資格があれば再就職しやすいというのは、資格の学校や通信講座のうたい文句に過ぎません。

 

一般企業の場合、資格があるからどうというのはあまりありません。

 

税理士事務所への転職で税理士資格があるとか、不動産会社への転職で宅建資格があるとか、そういう場合に資格の有無が関係してくるに過ぎません。

 

いつも疑問に思うのは医療事務。

 

資格の学校や通信講座でいつも人気上位ですよね。

 

医療業界は安定需要が見込めるうえに、人気の事務職とあって目指す女性は多いです。

 

ですが、わたしは総合病院に勤務していましたが、医療事務課で医療事務の資格があるから採用されるという人はほとんどいませんでした。

 

資格より経験ですし、医療事務は接客業的な側面も強いので、対人スキルがあるかも重要です。

 

資格があればいいというものではないので、「医療事務さえあれば就職に有利!」と思い込まない方がいいです。

 

あくまでもスキルや知識レベルの底上げのため、という位置づけがいいのではないでしょうか。

 

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「資格があれば独立もできる」は鵜呑みにしないこと

 

世の中には「独立開業可能な資格」が山ほどあり、実際にその資格で独立開業している人がいれば嘘ではないでしょう。

 

しかし、はっきり言って、独立して成功できるほどの行動力、営業力やポテンシャルがあるなら、資格はなくても大丈夫です。

 

たとえば難関と言われる税理士資格を取ったとしても、いきなり独立開業できません。

 

仮にできたところで、資格しかなく実務をやったことがない税理士に仕事は入ってきません。

 

わたしが持っている社会保険労務士も「独立開業可能!」「女性が独立して稼ぎやすい仕事」なんて言われますし、わたしは試験に合格しているので、お金を払えば独立開業するだけなら可能です。

 

しかし、実際社労士で独立する人はごくわずかで、独立しても一般サラリーマン以上に厳しい稼ぎという人も多い世界。

 

女性ともなれば独立する人すら限られています。

 

社労士も営業力がないと難しいですから。

 

女性誌やテレビで活躍する独立系の女性を見ると憧れてしまいますが、実際にその仕事だけで生活できるレベルになっている人ばかりではありません。

 

旦那さんの収入があってこそというケースも多いですよ。

 

 

 

 

 

むやみに資格を取るよりクラウドソーシングで稼ぐこともおすすめ

 

産育休中に時間があって自分磨きのために何かしたいなら、クラウドソーシングで稼ぐこともおすすめです。

 

クラウドワークスココナラ【プラチナライター】 など、たくさんのクラウドソーシングがあります。

 

クラウドソーシングのいい点は、稼げることはもちろんですが、クライアントとのやり取りや締切日の設定など、普段の仕事で日常的におこなう作業が発生することです。

 

わたしがやっているような記事作成のお仕事をしていると、文章の書き方を意識したり、決められたキーワードについて調べたりといったことをおこなうため、けっこう勉強になります。

 

インプット(調べる、覚える)→アウトプット(記事にして納品する)を繰り返しおこなうことで、下手に資格の勉強をするより、一般の人が知りたがる情報について詳しくなりますよ。

 

復帰後の肩慣らしをしたい方は、資格を取って机上の知識を増やすより、より実践的な方法になります。

 

 

 

 

とはいえ産休育休中の資格取得はメリットもあります

 

 

ここまでは産休育休中の資格取得について、少々厳しい現実をお話しました。

 

が、前述したとおりわたしは産休育休中の資格取得には肯定的で、やはり取得するメリットがあるからなのです。

 

ここからは、産休育休中に資格取得をするメリットを紹介します。

 

資格を取るべき本当の理由になります。

 

 

 

 

仕事から意識を離さずに済む(復帰後に自分が楽)

 

一番大きいのはこれではないでしょうか。

 

産休育休中に子育てや家のことだけをやっていると、いざ職場復帰するときに気持ちの面で落差が激しく、慣れるまでに時間がかかります。

 

復帰直前の不安感も大きくなるでしょうし、復帰後はあれもこれもと忙し過ぎてイライラしがちでしょう。

 

資格の勉強をしていることで、いつ復帰してもいいように自分自身の意識を保つことができます。

 

子育てや家のことと同時に仕事のことも考えておくことは、復帰した後の両立に役立つはずです。

 

復帰後、精神的に自分が楽なのは大きいです。

 

 

 

 

 

仕事をしたい気持ちがあったことの証明になる(再就職時のアピール)

 

再就職の現実的な話をすると、資格が直接的に評価されることは少ないです。

 

応募した会社で、たまたまその資格を保有している人を探していたといったケースでない限りは。

 

ただ、再就職にあたって、仕事をしていない間に何をしていた人か?は問われます。

 

育児や家のことを一生懸命やっていたことは素晴らしいのですが、採用する側としてはあまり関係のないことです。

 

それよりも、仕事をしたい気持ちが十分にあるのか、復帰するために努力していた人かどうか、が気になります。

 

小さな子供を育てる女性が働くときは時間的な制限が生まれることから、企業側はやや慎重になります。

 

女性採用へは積極的なものの、仕事への意欲が高く、限られた時間の中でも貢献してくれる人物かどうかは見極めなくてはなりません。

 

その点で言えば、育児や家のことをしながら時間を見つけて資格の勉強をしていた人は、仕事への意欲があり、時間の使い方も上手なので採用したくなります。

 

 

 

 

社会とのつながりを感じられて精神安定上いい(社会からの疎外感を回避)

 

子育てで職場を離れた女性が持ちやすいのは社会からの疎外感です。

 

これまでは社会にでていろいろな人と接する機会があったのに、産休育休中は自分と子供、旦那、ママ友という狭い世界の中で生きることになります。

 

バリバリ仕事をしていた人ほど疎外感を持ちやすいかもしれません。

 

資格取得の勉強を通じ、これまでなかった新しい知識を得たり、同じように勉強をしている人との出会いがあったりし、世界が広がります。

 

社会とのつながりを感じられるので、自分自身の精神安定上いい影響が考えられます。

 

 

 

 

資格の勉強は精神を安定させる効果がある

 

資格の勉強は精神安定剤です。

 

これは、わたしが社労士の勉強をしている際に感じたことです。

 

当時、やりたい仕事をやらせてもらえず、ただそこにいるだけの事務員だったわたしは、その状況にいつもイライラしていたし、成長したい、仕事を任せてもらいたい気持ちでいっぱいでした。

 

しかし、社労士の学校に通い出し、勉強に集中することで、イライラする暇もないほど勉強に夢中になり、精神的に安定するようになったのです。

 

資格が無意味だと言う人は多いですが、取得までの過程において得るものがあるという点は、実際に取得した人にしか分からないはずです。

 

 

 

 

産休育休中に資格取得するときのポイント

 

 

これまでの内容を踏まえて、産休育休中に資格取得するポイントをまとめました。

 

 

 

 

同じ会社に復帰するなら職場で活かせる資格にする

 

産休育休を経て同じ会社に復帰することが決まっている方なら、やはり職場で活かせる資格にしましょう。

 

趣味系の資格は私生活の充実には役立ちますが、将来的に会社員として復帰を考えている方は、まとまった時間が取れる今は仕事の資格を優先させる方がいいです。

 

資格自体はさほど評価の対象になりませんが、個人的に秘書検定はおすすめ。

 

産休育休中は仕事から離れることでビジネスシーンにおける基礎を忘れがちになります。

 

敬語の使い方、電話の出方、ビジネス文書の書き方などをこれまでのおさらいを兼ねて学んでおくと、自信をもって職場復帰できると思います。

 

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再就職を目指すなら資格頼りはやめてスキルの1つだと認識する

 

出産を機に仕事を辞めた方は、育児が落ち着いた頃に再就職を目指しますよね。

 

旦那さんの収入で十分やっていける家庭なら、趣味系の資格を活かしてプチ起業みたいなのもいいのですが、安定収入が欲しいならやっぱり再就職。

 

このときは、資格だけを頼りにするのではなく、休職に入る前の経験を活かして就職することが重要になります。

 

特に30代以降の方は即戦力組として経験を重視されます。

 

あくまでも前職での経験を補填するスキルとして、プラスαの資格を取るといいでしょう。

 

そこそこの規模の会社を狙う、接客業を極めたいといった方は、TOEICもいいですね。

 

TOEIC自体は再就職の柱になるまではいきませんが、英語は使えるに越したことはありませんのでアピールできるスキルの1つにはなり得ます。

 

 

 

 

 

自己研鑚のためなら子育てや普段の生活に活かせる資格にする

 

職場復帰や再就職のためというより、あくまでも自己研鑚のために資格を取得するなら何でもアリ。

 

 

ただし、せっかく時間がある今目指すなら子育てや普段の生活に活かせる資格がおすすめです。 

 

ベビーシッターや保育士、ファイナンシャルプランナーなど。

 

ベビーシッターや保育士は自分の子育てに役立つ知識やスキルが得られるので意味がある資格でしょう。

 

ファイナンシャルプランナーはお金にまつわる基礎知識を幅広く学べますので、家計を支える主婦の方が知っておいた方がいい情報がたくさんあります。

 

ちなみにファイナンシャルプランナーはこちらの記事

 

 

でも書いていますが、この資格だけで独立開業している人は非常に少ないので気をつけましょう。

 

「ファイナンシャルプランナーは独立開業可能!」とよく目にしますが、実際はそう簡単ではありません。

 

ほとんどが税理士や社労士など他の士業資格をもったうえでファイナンシャルプランニングの仕事をしています。

 

2級まではそこまで難しくないので、資格があるから独立できるわけではなく、営業力が鍵となります。

 

 

 

 

復帰前に取得できる資格にする

 

産休育休中に資格取得を目指すなら、その間に確実に取れる資格にしましょう。

 

事務職の人なら、簿記やMOSが代表例。

 

1日1〜2時間の勉強でいいし、数ヶ月の勉強で取れるので産休育休中に取りやすいです。

 

士業などのいわゆる難関資格は、1年に1回しか試験がないですし、1回の試験も1日がかりです。

 

難関資格は産休育休中で取りきるのは難しく、復帰してからも勉強を続けることが大前提になりますが、家事育児と仕事と両立するのは倒れるほど大変なのでやめておいた方がいいです。

 

看護師や理学療法士など、数年単位で学校に通うことが前提の資格も難しいですね。

 

育児放棄することになってしまいます。

 

あくまでも家事育児の合間を使い、仕事を開始するときの肩慣らし的な意味で取れる資格がいいと思いますよ。

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は産休育休中の資格取得についてのお話でした。

 

厳しい話もさせてもらったのは、大事なお金と時間を費やす資格取得だからこそ意味あるものにしてもらいたいからです。

 

産休育休中に資格を取ろうと考える向上心の高さは素晴らしいものなので、ぜひ価値ある資格取得を目指してください。

 

 

 

 

 

産休育休中にお金のことを知っておこう

 

資格というわけではありませんが、家族のためにもお金の知識はあった方がいいです。

 

お金の教養講座は、日本ファイナンシャルアカデミー主催の人気講座で、節約や貯金、家計管理の方法などが学べます。

 

1.5時間と4時間のコースが選べてどちらも無料、さらに書籍「お金の大事な話」をもらえます。

 

産休育休中の今だからこそ将来役に立つセミナーは参加しておくといいですよ。

 

東京、神奈川、愛知、大阪会場がありますが、遠方にお住まいの方は1,000円でWeb講座が受講できます。

 

詳細は下のバナーから確認してみてください。

 

 

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