★社労士の勉強時間を仕事が忙しくて1日2.5時間捻出できないなら立ち止まろう

社労士の勉強時間を仕事が忙しくて1日2.5時間捻出できないなら立ち止まろう


  ※この記事は2017/11/25に執筆しました。

 

以前の記事

1年で社労士合格したMさんの「超計画的勉強方法」を紹介。無理がなくて効率的! 

でMさんの「超計画的勉強方法」を紹介しました。

 

この方の計画性は性格的なものもありますが、考え方として大切なものだと思います。

 

社労士受験は、働きながら取得する資格の中では難易度はかなり高い部類に入ります。

 

ぜひ、勉強を始める前に「計画性」の大切さを理解してほしいなと思い、今回は、社労士受験を無計画に挑むことのリスクについてお話します。

 

※本気で合格したい人のために、本気で挑んでほしいから、少し厳しいことを言っていると思います。

 

 

 

 

 

 

無計画に社労士受験に挑むと必ず失敗する

 

わたしが社労士の受験生たちをみていつも感じていたのが、

 

「忙しくて勉強時間がない」

 

「毎日残業があって頑張っても1日1.5時間くらいしか時間が取れない」

 

といったことを口にする人が多いのですが、それではあまりにも無計画ではないかということです。

 

勉強時間が取れないことはあらかじめ分かったのではないでしょうか。

 

急に部署異動になって忙しくなることはあったり、季節的な要因で忙しくなることもあるでしょう。

 

それは会社員なら仕方のないこと。

 

でも、「それ、想定できたよね。」という状況について文句を言うのは違います。

 

その勉強時間しか捻出できないなら、そもそも勝算がない戦いだったのです。

 

その証拠に、上記の言葉を口にする受験生たちは、合格できないどころか、勝負の土俵にすら上れない人たちばかりでした。

 

合格する人って、勉強時間を取れない自分に言い訳せず、勉強時間をどう捻出するかを考えるのです。

 

社労士の勉強を始める前に、まずは1年間の計画をざっくりでいいので立て、勉強時間を確保できるか考えてみることが大切です。

 

 

 

 

 

覚悟がないならやめておいた方がいい

 

勉強時間を確保できると踏んだうえで社労士受験をするなら、覚悟を決めてください。

 

覚悟といってもそんな大それたものではありませんが、たとえば

 

・ニュース以外のテレビは一切見ない覚悟

 

・長期連休に皆が旅行や遊びに浮かれていても流されず粛々と勉強する覚悟

 

・友人の飲み会はすべて断る覚悟

 

・お正月に家族がくつろいでいても自分は勉強する覚悟

 

くらいは必要です。

 

つまり、娯楽的要素はすべて排除し、1年間の仕事と入浴、食事など最低限の行動以外はすべて勉強に捧げる覚悟です。

 

ただし、圧倒的な実力で試験を突破したいなら、という条件がつきます。

 

もし、ギリギリ受かるか受からないか分からないくらいでもいい実力で勝負できれば十分なら、たまに遊びに行ったりテレビを観るのもいいでしょう。

 

わたしは小心者で試験本番に普段以上の力を出せる自信がなかったので、せめて余力をもって望めるよう、社労士受験生の中でも成績上位を常に目指していました。

 

なので、社労士合格までの2年間、1日たりとも、「今日は勉強時間0分」という日はありませんでした。

 

 

 

 

 

今後1年間の計画を立てた結果、どうやっても600時間を捻出できない方へ

 

仕事との兼ね合いで、どう頑張っても1年で600時間の勉強時間を確保できない方は、社労士の勉強をすることを一旦慎重になってください。

 

お金に余裕があって、何十万くらいはなくなっても全然気にならない方はいいです。

 

中途半端に家族や友人と過ごす時間を減らしてもいいという方もいいです。

 

でも、お金も大事な人との時間も大切にしつつ、「いつかは社労士資格を取りたい」「どうやったら取れるのか」と考えている方は、どうしてもその1年で600時間確保できないなら、受験自体をやめることも1つです。

 

しっかり勉強時間が確保できる状態を作ってからまた始めてもいいのです。

 

 

 

 

600時間の根拠について

 

社労士試験に1年で600時間で足りるのかという疑問ですが、答えは「No」です。

 

社労士は1年で1000時間の学習が目安で、1000時間やって始めて合格できるかどうか、つまり勝負の土俵に上がれるだけです。

 

あとは、本人の資質と運もあります。

 

ではなぜ600時間なのかというと、わたしの友人で、600時間で取得できた方がいるからです。

 

ただし、その方にはこんな要素がありました。

 

・3年目の受験

 

・そもそも地頭がすごくよく、理解力がある

 

・事務畑で15年以上渡り歩いており、実務経験が豊富

 

もし、こうした要素に近いものをお持ちなら、600時間の勉強でも合格できる可能性はあります。

 

600時間だと、8ヶ月勉強すると想定して1日2.5時間の勉強量です。

 

平日だけでなく、土日も2.5時間。

 

これがいかに少ない勉強量かは、本気で社労士受験に取り組まれている方なら分かると思います。

 

 

 

 

3年で1000時間でもいいの?

 

社労士に1000時間かかると言うと、2年や3年で1000時間でもいいのかと思う人がいます。

 

そうではなく、1回の受験で1000時間です。

 

社労士は科目数が多いため、3年で1000時間やっても、受験の頃には最初に勉強した内容を忘れています。

 

法改正も頻繁におこなわれるため、せっかく覚えたことを覚え直さないといけなくもなります。

 

 

 

 

1年間で取得するつもりがなく勉強に慣れるためと考えている方へ

 

もしあなたが計画的に考えていて、

 

「1年目は絶対に合格できないから、1年目は勉強に慣れるつもりだけでやろう」

 

とするなら、その1年は捨てると決めているので止めません。

 

ただし1つ言っておくと、あの量の勉強を1年やるのは大変で、肩慣らしの1年とはいえ、次の2年目に取りかかる頃にはモチベーションをぐんと上げるのは難しいです。

 

勉強慣れしていない人が肩慣らしのつもりでやるなら、社労士ではなく別の資格で勉強慣れした方がいいです。

 

たとえば、わたしは社労士をやる前に漢字検定をやりました。

 

というのも、社労士資格取得を決心したとき、春頃の中途半端な季節だったので、大原の初心者講座がまだスタートしておらず、

 

モチベーションを保つこと

 

大学受験以来の勉強だったため、「勉強する」こと自体への抗体を作っておくため

 

との理由で、独学でできる勉強をやろうと思ったからです。

 

もちろん、漢字検定を勉強して転職に有利になったり、仕事で直接役に立つことはありません。

 

ただ、

 

仕事から帰って勉強をする

 

空いている時間があればこまめに勉強する

 

この習慣を得られたのは大きかったです。

 

わたしはお恥ずかしながら勉強習慣がなかったため肩慣らしをおこないましたが、すでに何かしらの勉強習慣がある方は問題ないでしょう。

 

 

 

 

社労士の前にファイナンシャルプランナーを取得するのは1つ

 

今思えば、ファイナンシャルプランナーとか、少しでも社労士と関係のある資格にしておくという方法もありました。

 

実際、社労士仲間には、とりあえずファイナンシャルプランナーで勉強に慣れ、少しでも知識を得てから社労士に本格的に取り組む方もいました。

 

ファイナンシャルプランナーは複数のお金にまつわる法律を網羅的に学習する資格ですが、その1科目に年金や健康保険など社会保険にまつわることを学ぶ科目があるため、共通点があるのです。

 

社労士に比べて難易度が格段に下がり、独学で学べるファイナンシャルプランナーは肩慣らしに最適です。

 

ただし、ファイナンシャルプランナーで学べる社会保険の知識は、社労士で学ぶ内容の、ほんのさわり程度だとは思っておいてください。

 

ファイナンシャルプランナーの勉強をしておいたからと言って、社労士試験で1点でも取れるほど、社労士は甘くありません。

 

社労士の年金、健康保険知識は、ファイナンシャルプランナーで学んだ基礎中の基礎を深く掘り下げた内容です。

 

 

 

 

まとめ

 

今回わたしが言いたかったことをまとめます。

 

・勉強開始前に勉強時間をどのくらい捻出できるか必ず想定しておくべき

 

・最低1日2.5時間の勉強時間を確保することが難しいなら時間とお金の無駄になるので受験しない方がいい

 

・娯楽を捨てるくらいの覚悟がないなら受験しない方がいい

 

・肩慣らしのために1年間勉強するなら社労士ではなく別の資格にしよう

 

以上「社労士の勉強時間を仕事が忙しくて1日2.5時間捻出できないなら立ち止まろう」でした。

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