ATMの手数料は自分のお金を引き出すのになぜ払うのか

ATMの手数料は自分のお金を引き出すのになぜ払うのか

 

 

ATMの時間外手数料。
自分のお金を引き出すだけなのになぜお金を払わないといけないのか、もはや怒りに似た感情をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

その気持ち、よーくわかります。
金融機関がぼったくりをして自分たちの儲けに変えたいだけだって思っちゃいますよね!

 

今回は、ATMの時間外手数料が必要な理由について解説していきます!

 

 

 

 

 

 

ATMの引き出し手数料を払っている人ってどれぐらい?

 

節約上手な方からすれば、ATMの手数料が無料になる時間帯を利用したり、そもそも手数料無料の銀行を選んだりと、ATMの引き出し手数料を払わないことは基本中の基本とも言えることかもしれません。

 

しかし、やはり中には面倒、忙しい、などを理由にして仕方なく手数料を払っている人や、そもそも気にもしていないという方も多いようです。

 

そういった人たちは、年間で5,000円もの手数料を払っているそうですよ。

 

 

 

 

 

ATM手数料ってぼったくりなのか?

 

この手数料という制度については、「自分のお金を引き出すだけ」「操作自体を自分でやっていて銀行員の手間をかけさせていない」などという理由から、金融機関が単なる儲け目的で行っている意地悪な制度だと思っている人も多いようです。

 

私もこの手数料制度については、「こんなにお金のない私からもむしり取るなんてひどい!」ぐらいに思っていたことがありました。笑

 

でも、実際には、ぼったくりでないのはもちろん、金融機関の負担が大きく、かなりの赤字のようです。

 

 

 

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ATM設置にそもそもかかるお金

 

そもそも、ATMって別に段ボール箱にお金を入れて、いつでもだれでも勝手に持っていけるわけではありませんよね。立派な機械です。

 

ということは、当然機械を買うお金がかかっています。

 

機能によっても大きく異なるそうですが、相場は500万円〜800万円程度だとか。

 

約800万円の機械1台の機械本体の元を取るには、ざっくり単純計算するならば75,000人程度の人が手数料を払ってくれることが必要になります。(手数料108円として)

 

これが多いのか少ないのか何だかよくわかりませんが、毎日多くの人がATMを利用していることを考えると、まぁ機械本体の元は割とすぐに取れるのかもしれませんね。

 

そうなると、元が取れたあとはやっぱりぼったくり・・・??

 

いえいえ、それだけではATMの機械運営はできません。

 

 

 

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機械本体以外にもいろいろかかるATM

 

ATMの機械本体の初期費用で済むのであれば商売の基本的な必要経費。
それを利用者に負担させるというのもおかしいと思いますよね。

 

しかし、機械本体以外にもATMには毎日大きな経費がかかっているんです。

 

まずは家賃
道端にぽいっとATMを置くわけにはいきませんから、ATM本体を設置する店舗の賃料がかかっていますよね。

 

それに付随して、電気代、メンテナンス代、セキュリティ対策費用に故障時の人件費等々・・・私たちがアパートを借りるときのことを考えれば、どれだけの経費がかかるのかおわかりいただけると思います。

 

 

 

 

 

営業時間内はサービスの一環

 

とは言え、金融機関の営業時間内であれば、家賃も電気代も窓口業務をやっている場所と共有ですし、機械の不具合があったとしてもその場で銀行員が対応できる・・・ということでATMにかかる経費を手数料として取らないようにしてあります。

 

厳密に言えば、通常業務にプラスATM対応も入ってくれば人件費も余計にかかっていることになりますから、ここは銀行のサービスの一環として無料になっているのでしょうね。

 

 

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時間外に手数料がかかる理由

 

一般的な金融機関では大体8:45〜18:00の時間帯は手数料無料、それ以降は有料というところが多いようです。

 

このように、金融機関の営業時間外にATM手数料がかかる大きな理由として考えられるのが人件費です。

 

そこにATMがあって無人だからと言って、機械の不具合があったり呼び出しがあったりした場合のために人件費は発生します。
銀行員の人たちや青っぽい制服を着た警備員のおじさんやお兄さんたちのお給料ってことですよね。

 

しかも、その人たちだって雇われ人ですから労働基準法という法律で守られています。

 

労働基準法では割増賃金という規定があって、労働時間が8時間を超えた労働(いわゆる残業ってやつです)に2割5分増、夜の10:00〜翌朝5:00までの深夜時間帯(いわゆる夜勤ってやつです)でも2割5分増のお給料を払う必要があります。

 

大量の硬貨をATMに入金してしまった非常識な人のせいで機械が壊れ、残業になり、しかもそれが夜の10:00以降まで及んだ場合の人件費は通常の1.5倍にものぼるってわけです。

 

それに加えて営業時間内で済ませてくれればかからない電気代などの経費もあるわけですから、一言でATMと言っても随分お金がかかっているってことになります。

 

 

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でも最近は手数料無料のところもあるよね?

 

このように、ATM運営にはかなりの経費がかかっているわけですから、金融機関のぼったくりということは決してないと思います。

 

でも最近は昔より手数料無料の時間帯も増えたし、コンビニなどで24時間無料なんてところもありますよね。
ってことは「やればできるじゃん」ってことになっちゃうのでやっぱりぼったくり??

 

いえいえ、それはATM機械の性能を制限したりコンビニ設置で家賃や電気代を抑えたりと、コストを抑える工夫があるから。しかも、それだけの工夫をしても実際には金融機関の負担は大きく、手数料の無料はかなり赤字らしいですよ。

 

利用者のニーズが増えたため、サービスの一環として金融機関の負担も仕方ない・・・というレベルのようです。

 

その代わり多くの利用者に自分のところの金融機関を使ってもらってという、まぁ目玉商品的な感じじゃないでしょうか。

 

一般のお店屋さんだって、赤字覚悟の目玉商品でお客さんに来てもらい、その分別の物を食べたり買ったりしてもらうことで利益を出す手法はよくありますものね。

 

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最後に:でも手数料は絶対に払わないようにしましょう

 

と、ここまでは金融機関の肩を持つ内容でしたが、笑
とはいえ私たち利用者はこのサービス合戦を上手に利用して、自分たちがお得になる方法を考えなければいけません。
金融機関も赤字だしかわいそうなのね・・・と、むやみに手数料を払う必要はないってことです。

 

やっぱり手数料は払わないで済む方法を選択するのが大原則。
無料の時間帯を選んで引き出しする、そもそも無料の金融機関に変えるなどの一工夫は絶対に必要です。

 

どうせなら、営業努力で手数料無料にしたりサービス向上を目指している金融機関を利用したいとも思いますしね!

 

[まとめ]

 

巷で言われているATM手数料はぼったくり説は否定されたが、賢く資産形成をするためには手数料は払う必要はない。

 

 


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