食べ放題・飲み放題はお得か損なのか?利益の仕組みを知って賢い消費者になろう

食べ放題・飲み放題はお得か損なのか?利益の仕組みを知って賢い消費者になろう


 ※この記事は2017/8/23に加筆・修正しました。

 

食べ放題に飲み放題、値段を気にせずお腹いっぱい飲み食いできてお得感がいっぱいですよね。

 

私も昔は食べ放題大好きで、元を取ろうとばかりにたくさん食べていました!

 

でも、飲み放題・食べ放題って本当にお得なのでしょうか?もしかして損ではないのでしょうか?

 

冷静になって考えてみることにしました。

 

今回は、食べ放題・飲み放題の利益の仕組みについて解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

大量仕入れで原価を安く抑える

 

食べ放題って、あんなにたくさん食べてるのに、儲けがあるのか不思議に思ったことはありませんか?

 

お腹いっぱい食べる人が多いので、材料もたくさん必要ですよね?

 

食べ放題の場合は、大量に仕入れることで、一般のレストランよりも原価を低く抑えることができます。

 

ですから、あの大量のお料理の見た目ほどは、原価はかかっていないんですね。

 

 

 

 

セルフサービスで人件費カット

 

食べ放題はセルフサービスのところが多いですよね。(もちろん席まで運んでくれるスタイルのところもありますが。)

 

わざわざ注文をとって、料理を席まで運ぶ。

 

この人件費がけっこうかかるんです。

 

セルフサービスにして人件費をカットすることで、お店側が損しないように計算してあるんです。 

 

 

 

 

時間制限で回転率アップ

 

 

普通のレストランで時間制限があるところは少ないと思いますが、食べ放題は時間制限を設けているところが多いです。

 

大体1時間半とか、長くても2時間程度の制限時間でしょうか。

 

そうすることで、どんどん回転してお客さんがたくさん入ってきます。

 

一品の単価が高くても、何時間もおしゃべりして居座られるよりも、(女子会とかに多いですよね!)

 

回転率を上げることで、利益が出るようになっているんですね。 

 

 

 

 

トータルするとけっこう儲かる?

 

こうして考えてみると、制限時間内で食べられる量は限度があるし、原価と人件費をとことん抑えてある食べ放題は、元を取ることは難しいです。

 

食べ放題はお得!と感じてしまいがちですが、大食いファイターでもない限り、必要な量だけをたべる通常のレストランに比べて、お得かどうかは考えもの。

 

食べ放題は、お得だから行くという考えよりも、あくまでも味やお店の雰囲気など、そのお店に行きたい理由を最優先すべきかと思います。

 

若かりし頃の自分に伝えてあげたい...。

 

 

 

実は食べ放題は割高

 

食べ放題の価格を、ファミリー向けのショッピングモール内にあるお店で調査してみると、大人料金は大体1,500〜1,800円程度が相場でした。

 

ここまででおわかりでしょうが、原価をかなり低く抑えてある食べ放題で1,500円分食べるのは相当な大食いです。

 

つまり、食べ放題って割高なんですよね。

 

1,500円だせば、わたしの大好きな定食屋さんのチキン南蛮定食が2人分食べられちゃいます。

 

お店によって価格も味も違うため一概に比較はできませんが、自分が本当に好きなもの2食分か、食べたいものがあるかどうかわからない食べ放題にお金をだすか、どっちを選びますか?ってことです。

 

 

 

 

食べ放題って時間の無駄でもある

 

食べ放題は人気です。

 

味の水準に関わらず、行列ができているお店って多いです。

 

わたしは、飲食店の行列についてこう考えています。

 

行列に並ぶということは、その並んだ時間分の価値が上乗せされるほど、美味しくて満足感が得られる必要がある

 

つまり、その食べ放題が「普通に美味しい」レベルだったとしても並ぶほどの価値はなく、「他店ではありえないくらい美味しい」必要があるということ。

 

時間は貴重です。

 

その食べ放題に並んでまで入る前に、少し慎重になってほしいなと思います。

 

とはいえ、

 

お子様連れの方などは、「子供は気分によって食べたいものが変わるから仕方なく」「いろいろな物が食べられる」食べ放題のお店を選ぶことがあるでしょう。

 

その場合は、お子様と過ごす時間そのものが価値なので、並んでまで食べ放題店に入るにもアリだと思いますよ。

 

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飲み放題、つけた方が絶対お得?

 

 

次に、飲み放題についても考えてみます。

 

飲み放題と言ったら、居酒屋やファミレスのドリンクバーなどがあります。

 

何だかすごくお得なイメージがありますが、果たして本当にお得なのでしょうか。

 

 

 

飲み物の原価は相当低い

 

そもそも飲み物は、食べ物以上に原価率を安く抑えているお店が多いです。

 

ファーストフードなどでも、一番利益率が高いのはコーラなどの飲み物だそうですよ。

 

これは、知り合いの税理士さんから教えてもらいました。

 

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飲み会で飲み放題はつけるべき?

 

飲み会の定番、生ビール(中)の原価は、一杯150円程度だそう。

 

比較的安めの1,500円の飲み放題だったとしても、10杯飲まないと元が取れない計算になります。

 

しかも生ビールは飲み物の中では原価が高い。

 

女性が好きなチューハイやカクテルなどは、一杯の原価が30円程度のものもあるそうです!

 

かなりお酒に強い方でしたら10杯程度は飲めてしまうかもしれませんが、こちらも大抵時間制限がありますし、多くの方がこの量を飲めるわけではないですよね。

 

飲み放題は、元はほぼ取れないと思っておいたほうがいいですね。

 

ただ、そもそも単品で頼んでも、飲み物は高めに設定されているので、今日は飲むぞ!という日は、やはり飲み放題の方が安く抑えられるかもしれませんね。

 

飲むメンバーや、何の会なのかによって、臨機応変に飲み放題をつけるかを考えたいですね。

 

 

 

ファミレスのドリンクバーは割り切りが必要

 

ファミレスなどのドリンクバーは、かなり安いお店のセットドリンクであっても2〜300円ぐらいはします。

 

単品のドリンクバーだと400円とかしますよね。

 

しかも原価は驚きの一杯3円〜25円程度なのだそう。

 

原価が高いドリンクを選んだとしても、10杯飲んで元が取れない計算です。

 

長時間いてドリンクバーでねばった頃にはお腹がカポカポになっちゃいますね!

 

ファミレスのドリンクバーは、場所代だと割り切った方が良さそうです

 

 

 

【辛口コラム:食べ放題は得ではなく損だ!】

 

テレビなどの食べ放題特集を見てみると、「これだけ食べたら〇〇円お得」といった計算をしています。

 

「〇〇円お得!」「えーすごーい!」といったやり取りは正直しらけます。(プロレスだと思えば楽しめるかも...

 

普通の人では食べられないような量を食べてやっと数百円〜の「お得」具合。

 

しつこいようですが、一般的な胃の人が食べ放題で元を取ることはほとんどできません。

 

むしろ、大量に食べると、胃がもたれたり、同じものの摂り過ぎで体にアレルギー反応がでることも。

 

そうなってしまうと薬に病院代がかかり、まさに本末転倒ですよね。

 

得する可能性より、損するリスクの方が高いものではないでしょうか。

 

 

 

 

原価の高いものを選んで得しようとする方法について

 

 

原価の高い食べ物、飲み物を選ぶことで、多少なりとも「お得」に近づくことができます。

 

ただ、原価が高い食べ物は、必ずしも自分の食べたいものと一致しないでしょう。

 

お金を払うのに食べたいものを食べないのは、なんとも悲しいことですよね。

 

なので、基本的には「原価が高いものを選べば食べ放題や飲み放題で得になる」という考え方はナシだと思います。

 

精神的な満足感が得られない食事は嫌じゃないですか?

 

とはいえ、「本当は行きたくないけど付き合いで食べ放題に行かざるを得ない」場合は、お金を払うことに納得できないことも。

 

そのときは、原価を高いものを食べることで少しでも自分を納得させる、という考え方もあります。

 

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最後に

 

いかがでしたか?

 

食べ放題・飲み放題は、想像以上に安い原価と回転率などで、お店側がきちんと利益がでるようになっています。

 

商売ですから、よくよく考えてみると当たり前なのですが...。

 

ついついお得な気がしてしまいますよね。

 

食べ放題・飲み放題だからお得、節約になるということはありません。

 

あくまでも味や雰囲気など、「好きな要素」があるかどうかでお店を選びたいものですね!

 

以上「食べ放題・飲み放題はお得か損なのか?利益の仕組みを知って賢い消費者になろう」でした。

 

 

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