ブライダルローンを組む前に考えておきたいこと。結婚式費用を捻出できない場合は?

ブライダルローンを組む前に考えておきたいこと。結婚式費用を捻出できない場合は?


 ※この記事は2018/2/27に執筆しました。

 

結婚式の費用が捻出できず、ブライダルローンを検討されている方もいると思います。

 

ブライダルローンはどのようなものなのか、本当にブライダルローンを組むべきなのか、悩んでいるのではないでしょうか。

 

今回は、結婚とブライダルローンの関係についてのお話です。

 

※まずお伝えしたいこと

 

この記事はブライダルローンを勧める内容ではなく、そもそもブライダルローンを組むべきかどうかの考え方を紹介しています。

 

おすすめのブライダルローンは紹介していませんので、ブライダルローンを組むことが決まっていてブライダルローンを探している方は別の情報を参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブライダルローンについて知っておこう

 

 

まずは、ブライダルローンとはなんぞやというお話です。

 

結婚式場のプランナーさんは、とてもいいもののように説明してくれるはずですが、できるだけ豪華な披露宴をやってもらいたいので当たり前です。

 

お仕事なのでいい部分しか言ってくれません。

 

ブライダルローンの本当のところを知っておきましょう。

 

 

 

 

ブライダルローンとは?

 

ブライダルローンとは、結婚にまつわるお金(結婚式、新婚旅行、ウエディングドレス、新生活の家電など)を借りることができる金融商品です。

 

目的自由のフリーローンと異なり、結婚関連に限定されているため、比較的低金利で借りられると言われています。

 

3ヶ月間無利息で借りられるものもあるため、ご祝儀やボーナスなどですぐ補填できる確証があれば、利用するのは1つの手かもしれません。

 

結婚式場が提携している銀行や信販会社系のローンを紹介される場合もありますし、

 

ご自身でひいきにしている銀行があれば、そちらの目的別ローンを探してみると該当する商品があるかもしれません。

 

消費者金融のカードローンは金利が高いのでまずおすすめしません。 

 

 

 

 

ブライダルと名がつくだけで普通のローン

 

低金利といっても、ブライダルローンの金利は銀行系の相場で3〜10%です。

 

消費者金融などのカードローンに比べると確かに低金利ですが、マイカーローンや教育ローンといったその他のローンと大して変わりません。

 

ブライダルと名がつくと、何だか特別なローンという印象を持つかもしれませんが、ローンはローン。

 

お金を貸したい側が、お金がかかりそうなイベントにかこつけてブライダルローンとうたっているだけなのです。

 

 

 

 

ブライダルローンを利用するのはこんなとき

 

結婚式場にかかる支払は、多くの結婚式場では当日か前払いとなっています。

 

結婚式当日にはご祝儀がもらえる予定だけれど、さきにある程度まとまった金額を支払わないといけない場合、ブライダルローンを利用することがあります。

 

ゼクシィによれば、結婚式費用の相場は全国平均で約359.7万円なのだそうです。(二次会や新婚旅行、結納は除く)

 

参照:ゼクシィ

 

ご祝儀で戻ってくる部分があるとはいえ、これだけのお金を先に用意しておくことはなかなか難しいかもしれません。

 

このときブライダルローンがあれば、計画的に返済することができ、希望の日程で結婚式をおこなうことができます。

 

 

 

 

親から借りるくらいなら自分でローンを組みたい人もいる

 

 

結婚式を挙げる多くのカップルが親などから何かしらの援助を受けています。

 

親も子供の結婚式を想定してお金を貯めてきたかもしれませんので、そこは有り難く受け取ればいいと思います。

 

ただ、結婚して自立するのに、今さら親から援助を受けるのはちょっと…と考える人もいます。

 

親から借りるくらいなら、金利を払ってでも自分でローンを組みたいと感じるのですね。

 

それはそれで一見立派なようにも思いますが、そもそもそんなにしっかりしているなら、ローンが必要な結婚式を挙げようとするのか、という疑問も残ります。

 

婚約者が「親から借りるなんて恥ずかしい、ローンを組もう。」と言い出したら、恐らくは見栄っぱりな方なのでしょう。

 

お金が足りないのに立派な結婚式を挙げたいという見栄、親に頼りたくないという見栄です。

 

もう結婚が決まっているお相手ですから理解はしているでしょう。

 

その見栄を配偶者としてこれからどうフォローしていくのか、そんなことも考えておくべきです。

 

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ブライダルローンには審査がある

 

ブライダルローンは誰でも組めるものではなく、申し込みにあたって審査がおこなわれます。

 

ローンの審査は目的にかかわらず、大体同じような要素を元に判断されます。

 

何を審査されるのかと言うと、返済能力があるかどうかです。

 

たとえば、

 

・年収

 

・年齢

 

・勤続年数

 

・勤め先の安定性(そこそこ大きな企業か、公務員かなど)

 

・個人信用情報(他に借金がないか、過去に何かの返済を滞納していないかなど)

 

といった点を確認されます。

 

特に、個人信用情報はローンを組むための前提要素となります。

 

現在日本には3つの信用情報機関があり、いずれも国に認められたものです。

 

貸付側が信用情報機関に確認することができ、ローン審査ではほとんどチェックされています。

 

今何も借金がない人でも、過去の履歴が残っていればそれも判断材料になります。

 

スマホ代を1〜2回滞納したことがあるだけでも「傷」となり、ローンが組めない場合もあります。

 

ただ、親名義で借りる方法もありますので、ある程度は借りやすいローンと言えるかもしれません。

 

ブライダルローンの審査に落ちた場合、結婚式の内容がそもそも身の丈にあっていないと冷静になってみる必要もあります。

 

 

 

 

【ひとやすみコラム:踏み倒すくらいならブライダルローンを使うべき】

 

結婚式費用を踏み倒す新郎新婦もいます。

 

わたしの親しい人が結婚式場で働いているのですが、結婚式が終わると急に支払いが惜しくなるのか、音信不通になってしまう新郎新婦も珍しくなかったそうです。
(今は前払い制にしているそうですが)

 

もちろん、実家に連絡する、スタッフが自宅を訪問する、弁護士などの専門家を使うなどして、きっちり督促しますので逃げるのは無駄です。

 

踏み倒した結果、詐欺容疑で逮捕された人もいましたしね。

 

こうした背景もあり、多くの結婚式場で前払いを採用することになったようです。

 

支払を踏み倒そうとするくらいなら、ブライダルローンを使う方がよほど正しい選択です。

 

新生活が借金プラス逃亡生活だなんて嫌でしょう。

 

どう見積もっても幸せな結婚生活とは言い難いです。

 

こういう話を聞くと、本当に、一体何のための盛大な結婚式なのか分からなくなります。

 

 

 

 

 

ブライダルローンを組む前によく考えておきたいこと

 

 

ここからは、ブライダルローンを組もうと考えている方にとって耳の痛い話をします。

 

わたしは、ブライダルローンというものは、数あるローンの中でも、完全に貸し付け側が利息目的で作った「踊らされ感」の強いローンだと思っています。

 

つまり、ブライダルローンは組まない方がいいという考えです。

 

なぜブライダルローンを組まない方がいいのかについてお話します。

 

 

 

 

ブライダルローンは借金です

 

人生の中でローンを組むしかないという買い物は、持ち家か車購入か子供の学費か...ある程度限られてくるはずです。

 

ローンという仕組みが存在する以上選択肢の1つに入れておくのはいいのですが、必ず「借金である」という認識は持っておくべきです。

 

「ローンを組む」だと当たり前のような言い方ですが、「借金をする」だとちょっと聞こえが悪いですよね。

 

両者は全く同じことにもかかわらず、です。

 

ブライダルローンはもちろん借金です。

 

 

 

 

いきなり借金スタートは辛いですよ

 

ここで、わたしの友人の話をします。

 

有名企業に勤めるサラリーマンの彼と恋愛結婚し、海外ウエディングも済ませ、妊娠もして幸せいっぱいだった友人。

 

しかし、妊娠直後、彼がある事情で大きな借金を背負うことになりました。

 

自分は働きにでられず、借金はある状態で、本当に辛かったようです。

 

会うたびに泣いていたし、夫婦仲もうまくいっていないと言っていました。

 

脅すわけではありませんが、借金スタートは辛いことです。

 

特に、幸せいっぱいなはずの新婚時代に借金を抱えると苦悩します。

 

友人の場合は本人に落ち度がないためただ可哀想でしたが、ブライダルローンを組むか組まないかで迷っている方は、組まないという選択肢を取ることができます。

 

可能な限り、借金はない状態で過ごす方がいいに決まっています。

 

借金は、かかった費用だけでなく、利息が重たくのしかかってきます。 

 

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ご祝儀に確実性はない

 

ご祝儀で結婚式費用の大半をまかなう予定の方は、ご祝儀に確実性はないことを知ってください。

 

ご祝儀には相場が存在しますが、二次会費用のようにいくらと決まっているわけではないので、思っているほどご祝儀がもらえず困ることがあります。

 

ちょっと厳しい言い方ですが、人の結婚式には、喜んで参加してくれる人と、人付き合いだから仕方なく参加する人がいます。

 

そして、後者の人は、新郎新婦側が思っている以上に、ご祝儀を払うことを「もったいない」と思っている人も多いです。

 

これは、結婚が決まって忙しくしている人には気づきにくい事実です。

 

特に最近は地味婚が増え、未婚率も上がっていますので、「そもそも他人の結婚にお金を払う義理がない」と考える人も昔に比べて増えています。

 

結果的に、ご祝儀を控えめにする人、理由をつけて結婚式に参列しない人がでてくるので、思っているほど回収できない事態になる場合もあるのです。

 

ご祝儀は人の厚意という曖昧なもので成り立つものなので、最初から期待しないで自分たちの預貯金で何とかしようと考えておく方がいいです。

 

その方が人の厚意もありがたく受け取れるものです。

 

 

 

 

結婚後にはイベントが立て続けにやってくる

 

 

結婚式はゴールではないということは誰もが分かっているはずですが、それでもどこか結婚式が目的となってしまう人はいます。

 

結婚式を終え、新婚旅行から帰ってくると、待っているのはごく普通の日常です。

 

その日常にはどうしても借金しないと乗り越えられないイベントが立て続けに起こります。

 

結婚すれば持ち家が欲しくなりますし、子供が生まれれば家族で外出する用の大きな車が欲しくなります。

 

子供が成長して勉強を頑張っている姿を見ると教育資金の必要性も感じるようになります。

 

そして、それらはすべて莫大なお金がかかります。

 

もっといえば、結婚式にお金をかけたがる人は、高い確率で、持ち家を欲しがり、車を持ちたがり、子供の習い事にお金をかけたがります。

 

たった1日の結婚式にお金をかけるより、今後も続く人生の幸せのために大事なお金はとっておいた方がいい、そう考えることもできます。

 

 

 

 

結婚式だけが幸せな瞬間ではない

 

「一度きりの結婚式だから盛大に」

 

「結婚式は一生の思い出だからお金を使ってもいい」

 

こんな言葉に流される必要はありません。

 

結婚式が人生で一番幸せな瞬間だなんて誰が決めたのでしょうか。

 

それって、結婚式をピークに、その後の人生は下がっていくと言っているようなものです。

 

人生における幸せな瞬間、思い出に残る日はこれからいくらでもあります。

 

むしろ、ブライダルローンを組み、借金から新生活をスタートさせることで、生活が立ち行かなくなったり、夫婦仲がぎくしゃくしたりして、自ら「結婚式=ピークに幸せな日」にする方が怖いです。

 

 

 

 

結婚式を盛大におこなうことが夢な人もいる

 

結婚式を盛大におこなうことを人生の夢や目標としてきた人もいます。

 

特に女性はそうかもしれません。

 

人生の夢や目標であったのなら、叶える必要がありますので、盛大な結婚式をすればいいですよね。

 

これから子供が生まれ、家事育児と仕事の両立で疲れてしまったとき、ふと結婚式を思い出し、パワーをもらえるならいいでしょう。

 

結婚式の1日がこれから何か大変なことがあっても必ず精神的な支えになってくれるのなら、ブライダルローンをする価値があるのかもしれません。

 

ただ、それほど大きな夢や目標だったのに、なぜブライダルローンを組む前に貯金をしておかなかったのか、とも思います。

 

多忙な毎日を過ごしていると、結婚式の思い出が引き出しの奥に入ってしまいやすいこともまた事実です。

 

結婚式にお金をかけることが、今後の人生にとって本当に必要かどうかは考えてみてもいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

とはいえ、結婚式にかかるお金を準備できない場合はどうする?

 

 

ブライダルローンを組まない方がいいと言っても、結婚式にかかるお金を準備できない場合はどうすればいいのでしょうか。

 

 

 

貯金計画を立て、貯金が貯まる頃に結婚式をする

 

一番いいのは、貯金をして、十分な資金ができてから結婚式をすることです。

 

別に、入籍から結婚式までが少しあいたっていいでしょう。

 

お金がなくて結婚式ができなかったカップルが、生活が落ち着いてから式を挙げることもあります。

 

結婚式を挙げることを楽しみに新婚生活を送るのも幸せそうです。

 

 

 

 

 

短期集中で稼ぐ

 

結婚式の日程が決まっているなら、短期集中で稼げばいいです。

 

結婚式の準備で忙しいかもしれませんが、ブライダルローンを組めば結婚後にローンの返済に追われて忙しくなるので、結局同じことです。

 

金利だけで数十万円も払うくらいなら、先に稼いでローンなしで結婚式を挙げた方がよほどいいです。

 

もし新婦が仕事をしていないなら、短期のアルバイトをする、在宅ワークをするなどの方法があります。

 

クラウドワークスランサーズなどの在宅ワークなら面接不要ですぐにでも取り掛かれます。

 

結婚式までに数十万円用意することができます。

 

 

 

 

身の丈にあった結婚式をおこなう

 

結婚が決まってから実際に結婚式を挙げるまでの期間は、半年〜1年ほどが普通なのだそうです。

 

結婚の報告を両親におこない、「式はいつおこなうの?」「子供ができる前の方がいいから早い方がいい。」となり、どうしても結婚式の日程を先送りにすることが難しいのかもしれません。

 

結婚式は自分たちのためだけでなく、親のためにおこなう方もいるでしょう。

 

この場合、身の丈にあった結婚式をおこなえばいいのです。

 

自分たちの預貯金、親たちからの援助、それを合わせても満足のいく結婚式ができないでしょうか。

 

結婚式は300万円もかけなくてもできますよ。

 

手作り感いっぱいの式も素敵ですよ。

 

ココナラなどのクラウドソーシングを利用すれば、イラストやロゴデザインなどが得意な人が格安でサービスを出品しているので、うまく活用すればいいです。

 

そんなに豪華な披露宴も最近では少なくなりました。

 

レストランウエディングなどでも、十分素敵でゲストが喜んでくれる結婚式ができます。

 

 

 

 

新婚旅行や新生活にお金をかけない

 

どうしても結婚式にお金をかけたいなら、新婚旅行や新生活にかかるお金を徹底的に削る方法もあります。

 

さきほど、結婚式にかかるお金が359.7万円と紹介しましたが、新婚旅行や新生活にかかるお金を入れると600万円くらいかかってしまうそうです。

 

新婚旅行こそ、結婚してすぐに行く必要もありません。

 

結婚直後でなければ会社の休みが取りにくいかもしれませんが、一度事務の人に相談してみるといいです。

 

小さな会社であれば、少し先の新婚旅行も休ませてくれるよう、融通をきかせてくれることもあります。

 

わたしがいた会社では、入籍から半年以内であればブライダル休暇が認められていました。

 

半年あれば、夫婦で数十万円の新婚旅行代を貯めることは可能です。

 

休暇が取得できなくても、ゴールデンウイークや年末年始の休みに新婚旅行を兼ねてもいいのではないでしょうか。

 

新生活だって、わざわざ新しい家具を買う必要はなく、新郎新婦がいままで使っていたものを持ちよればいいのです。

 

人は、新しい生活には新しい物を買いたがります。

 

何かと「リセット」したいと考えるのです。

 

しかし、結婚は通過点であって、そこで人生がリセットされるわけではありません。

 

新しい家具は1年もすれば中古となり、新しいものを使う満足感も薄れてきます。

 

 

 

 

そもそも結婚式をしない

 

ローンを組むとは、今あるお金で足りない、分不相応の買い物をすることです。

 

持ち家のように税金の控除が受けられる買い物ならローンを組むメリットもありますが、結婚式の場合はただの借金です。

 

そもそも結婚式をしないという選択肢もあります。

 

ウエディングドレスだけは着たいなら、フォトウエディングもあります。

 

披露宴はおこなわず、式を挙げるだけでもいいでしょう。

 

最近はウエディングドレスも5万円以内で購入できる時代ですから、教会で式のみにすれば全部で10〜15万円くらいに抑えることも可能です。

 

 

 

 

親から借りる

 

利息がつくブライダルローンを組むより、親から借りる方がいいです。

 

子供たちから利息を取ろうとする親も少ないでしょう。

 

親を頼りたくないと思う人もいますが、関係性がよほど悪いのでしょうか。

 

結婚をきっかけに親との仲が改善した例もあります。

 

わたしの先輩は、独身時代は母親と疎遠でしたが、結婚してから仲良くなりました。

 

また、これから子供が生まれると、今の時代、親を頼らずに生活するのは大変です。

 

子供がいて働いている夫婦の多くが、ときどき親に子供の面倒を見てもらっていると言います。

 

親がいない場合でも、その他の親族や職場の人に助けてもらうはずです。

 

わたしも姉の子供の送り迎えや面倒を見ることを何度も頼まれました。

 

何が言いたいかというと、誰の助けも借りずに生きていくことはできないということです。

 

ならば、今頼ってもいいのではないでしょうか。 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は、ブライダルローンと結婚との関係について紹介しました。

 

ブライダルローンは借金の中でもあまりおすすめできないローンです。

 

金利がかかるということ、新婚生活が借金スタートになるということをよく理解して、冷静な判断をしてください。

 

結婚式を目標にして節約や貯金をする方が、楽しくサクサク貯まりますし、結婚式後の生活もスムーズではないでしょうか。

 

 

 


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