お金が原因で親と縁を切りたいと思ったら何をすべき?相談相手や逃亡方法

お金が原因で親と縁を切りたいと思ったら何をすべき?相談相手や逃亡方法

 
 ※この記事は2018/3/20に加筆・修正しました。

 

「育ててくれた親と縁を切りたいと思うなんて親不孝者!」

 

これは、どの家庭についても言えることではありません。

 

親が貯金を勝手に使う、お金をせびってくるなど世の中には考えられない親がいるものです。

 

では、お金が原因で親と縁を切りたいと思ったらどうすべきなのでしょうか?

 

 

 

 

 

親子の縁は切れるものなのか

 

ほとんどの弁護士の方が「法律的に親子の縁を切るのは不可能です。」と言います。

 

血のつながりというのは、とてもとても重たいものなのですね。

 

たとえ親が子供の貯金を盗んでも、お金をせびっても、刑法上は問題にならない可能性が高いということ。

 

親と子の争い事に関しては、基本的にこんな考え方があります。

 

「親子なのだから話し合いで解決してね。」

 

では、現実問題として、親が勝手にお金を使ってしまって困っていて、法律上ではなくとも事実上親子の縁を切りたい場合は誰にも相談できないのでしょうか?

 

次からは今できる選択肢を提示していきます。

 

1つ1つ、できることからやってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

警察に相談する

 

警察は民事不介入ですから、警察に相談するのは無駄だと言われます。

 

特に事件性がなければ、何を根拠に動くのかということですよね。

 

例え子供のお金を勝手に使っても、親子間のことであれば事件性とまでは言えないことがほとんどのようです。

 

でも、だからと言って最初から相談しないというのもどうかなと思います。

 

たまたま窓口にでてきた警察官の方が、相談先など解決の糸口を教えてくれるという可能性がないわけではありません。

 

ネットの情報を見ると「どうせ無駄だろう」と思うでしょうが、無駄かどうかを確かめるためにも足を運んでみてもいいと思います。

 

無駄だと分かればまた別の方法をやっていく、可能性が少しでもあるものをリスト化して、一つ一つ消していくという風に、仕事の段取りのようにしていってみてはどうでしょうか?

 

 

 

 

弁護士へは無料相談から始めること

 

警察が民事不介入なら、弁護士はどうでしょうか?

 

弁護士であれば民事事件も多く扱っていますから、民事不介入ということはありません。

 

ただし、高額の費用がかかりますし、前述したように「親から盗まれたお金を法律的に何とかするのは難しい。」と言われてしまう可能性もあります。

 

いきなり弁護士事務所を探すのではなく、まずは無料で相談する方法を探しましょう。

 

電話無料相談や法テラスなど、その場で解決しないとしても、ヒントを得る可能性は十分にあります。

 

法律的に難しくても、親から住所や勤務先を知られなくて済む方法などを知れるだけでも意味があります。

 

 

 

 

自治体でも相談窓口を設けているケースがある

 

各自治体の取り組みによって違うでしょうが、私が住んでいる自治体では、親子の法律上のトラブルなどについて弁護士が無料で相談に乗ってくれる窓口があります。

 

親子間の金銭トラブルは遺産相続などをはじめとして多い案件なので、自治体としても取り組んでいることがあるのです。

 

お住まいの自治体でそういった窓口がないのか、調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

引越し、転職

 

社会人として自立しているのであれば、引越しをするという方法が一つあります。

 

そして、引っ越し先の住所を絶対に言わないことです。 

 

ただし、勤務先を変えないと完全に逃げることは難しくなります。

 

親が勤務先で待ち伏せする、「親だからと」言って住所を聞いてくるなどが考えられます。

 

また、住所変更の手続きを自治体に行っていれば、親が調べることは十分にできてしまいます。

 

警察に捜索願を出されて警察がしゃべってしまうこともあるでしょう。

 

勤務先を変えたくない場合は職場の人の協力も不可欠です。

 

警察に捜索願を出された場合は自分の意志で家を出たから教えてほしくないと伝えれば捜索願を受理しないということになります。

 

何にせよ、親から逃げるには経済的な自立が絶対条件となります。

 

 

 

 

給与振り込み口座や貯金口座を全部変更する

 

住所も職場も変えることができない場合、とにかく「勝手にお金を使われる」ということだけは避けましょう。

 

普通は本人でない限りは通帳から引き出したり口座を解約することはできません。

 

しかし、銀行によっては窓口で親から嘘の事情を説明され、印鑑一つで解約させてしまうこともあるそうです。

 

まずは給与振り込み口座や貯金口座を全部変更しましょう

 

最近はネット銀行が増えています。

 

ワンタイムキーの利用や二重パスワードなど本人確認が厳重なので、ネット銀行を使うのは一つ方法だと思います。

 

給与受け取り口座でネット銀行が指定できない会社であっても、給与支給日にすぐにお金を移動させてしまえばいいのです。

 

ネット銀行であれば、親がハッカー並みにパソコンスキルがない限りは、印鑑や通帳を持ちだされて勝手に引き出しや解約をされるというリスクを抑えることができます。

 

 

 

 

逃げる手段があっても精神的に逃げられないという人は

 

一時的にせよ、物理的に逃げる手段があってそれを達成することができるのに、親に何を言われても言い返せなず言いなりになってしまう人がいます。

 

精神的に逃げられないのですね。

 

親とのお金絡みの相談をしている人を見る限りでは、こういう人がかなり多いのではないかと思います

 

もちろんそれは本人の責任ではありません。

 

しかし、誰かに「どうすればいい?」と相談しても意味がありません。

 

「引越しをしたらどう?」「弁護士に相談したらどう?」と言われても、「でも...」と何かしらの理由をのべて行動に移すことができないからです。

 

その場合、相談相手が違います。

 

まずは心理カウンセラーや心療内科などの「心の呪縛を解いてくれる相手」に相談する必要があります。

 

親から逃げる具体的な策がないのではなく、具体的な策を実行できる精神状態にないということなのです。

 

専門家に相談するのは正しい方法なのですが、その相談相手が今の自分に適しているのかは考える必要があります。

 

 

 

 

未成年の場合はどう逃げる?

 

未成年の場合、引っ越しをするのは現実的ではありません。

 

周りの大人たちに助けを求めるという方法を考える必要があります。

 

例えば児童相談所は児童福祉を専門に扱う公的機関で、各都道府県に設置されています。

 

平成27年から、電話番号が189(いちはやく)という3桁の番号に変わっていますから、まずはかけてみてはいかがでしょうか?

 

詳細は厚生労働省のHPにも書かれています。
厚生労働省HP

 

他には、学校の先生、警察、市役所なども考えられます。

 

まずはとにかく親以外の大人に助けを求めてみましょう。

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は、お金が原因で親と縁を切りたいと感じたらどうするべきかについてお話しました。

 

親子でお金のことで争うことも世の中にはよくあります。

 

自分は争うつもりがなくても親側に問題があるかもしれません。

 

お金をせびってくる相手にはできることがたくさんあります。

 

※関連記事

 

一人で悩みを抱えずに周りの信頼できる人や専門家に相談するようにしましょう。

 

そして、親と離れるという強い意志も必要なのかもしれません。

 

 

 

 

おまけ:この記事を書こうと思ったきっかけ

 

世の中には本当にひどい親というものがいます。

 

最近それを感じたのは、私の彼が親しくしている、とある新聞店の経営者の方の話を聞いたときです。

 

その新聞店では、中学生をアルバイトとして雇っていました。もちろん中学校側の許可も、労基署の許可も得ています。

 

※中学生のアルバイトについては原則禁止ですが、条件付きで認められています。以下引用です。

労働基準法では、原則として、満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了していない児童を使用することを認めていないため、中学生を学生アルバイト店員として雇用することはできません。 なお、新聞配達のように軽易な業務であれば、所轄労働基準監督署長の許可を得て雇用できる場合があります。

 

引用元:福島県ホームページ

 

この中学生は一生懸命働くいい子だったのですが、「アルバイト代を親が勝手に引き出してパチンコに使ってしまう。」と嘆いていたため、

 

新聞店の経営者の方も可愛そうに思い、振込先の口座を変えてみたらどうだとアドバイスしたそうです。

 

そうしたら、口座を変えてお金が引き出しできなくなったため、親が新聞店に怒鳴りこんできました。

 

「勝手なことをするな」と言ってアルバイトを辞めさせてしまったということでした。

 

よくドラマなどで、親が子供にお金をたかるとか、飲んだくれて子供に暴力を振るうとか、そういったことを見ることはありますが、現実でもやっぱりこういう親はいます。

 

私の友人も旦那の親がお金をせびってくるといって悩んでいました。

 

親である以上、どうすることもできないと悩みを抱えている人は多くいるのですよね。

 

そんなことを感じて、この記事を書こうと思ったのです。


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