格差婚との向き合い方。夫の収入が妻より低い場合に夫が考えるべきこと

格差婚との向き合い方。夫の収入が妻より低い場合に夫が考えるべきこと

 

 

「妻の収入が多くて肩身が狭い」

 

「妻より稼げない自分が情けない」

 

こんな気持ちになっていませんか?

 

格差婚と呼ばれる夫婦関係が目立つようになってきた昨今の社会。女性の社会進出が活発になり夫の収入を上回る「稼げる女性」が増えてきました。

 

格差婚とは俗語で、収入や立場に大きな違いがある夫婦のことを言いますが、一般的には妻の収入や立場が上の場合に呼ばれることが多いようです。

 

女性が活躍できる時代になったことは喜ばしいことのはずですが、夫側の気持ち面での弊害があり、それが夫婦関係に悪影響を及ぼすこともあるのです。格差婚離婚などと呼ばれるのがそうです。

 

 

芸能人で言うと有名女優さんと売れない男性タレントさんなどの結婚を例に挙げられることが多いですね。


 

でも、せっかく夫婦になったのですから、収入の差だけがすれ違いの原因の離婚は避けたいですよね?

 

では、夫側の気持ち、プライド、折り合いのつけかたなどはどうすれば良いのでしょうか?

 

今回は、夫より妻の収入が多い家庭にスポットをあて、「夫側はどう考えるべきか」についてお話していきます。

 

 

 

 

 

 

 

「夫より収入が多い妻」という現実に夫はどんな気持ちになるのか

 

まずは、格差婚と呼ばれる夫婦の、夫側の気持ちについて、いろいろなケースを考えていきます。

 

男性のみなさんは、自分がどんな気持ちになっているのか、どんな気持ちになりそうなのか考えてみてください。

 

1.収入の高い奥さんを嫁にもらえて感謝しかない!自分も仕事を頑張って家計に貢献しよう
2.ラッキー!自分は働かなくて済むし妻の収入をあてにして生活しよう。
3.嬉しいような悲しいような複雑な気持ち
4.男として情けない、ふがいない、自己嫌悪...

 

言い方は違うかもしれませんが、いずれかの気持ちを持つ、あるいは持ちそうではないでしょうか?

 

 

 

 

夫の気持ちがもたらす現実、夫婦関係への影響は?

 

では次に、先ほど感じた夫側の気持ちがどんな現実をもたらすのか、夫婦関係にどんな影響を与えるのかについて見ていきましょう。

 

 

 

1.「収入の高い奥さんを嫁にもらえて感謝しかない!自分も仕事を頑張って家計に貢献しよう」の場合

 

夫側がこの気持ちを完璧に持っていれば大丈夫です。

 

あとは感謝の気持ちをしっかりと妻に伝えること、家事・育児などを積極的に手伝い、妻の負担を減らす、妻を助けてあげることをいつも意識していれば、夫側としては何の問題もありません。

 

これで夫婦関係に影響があるとすれば、妻側の問題と言えます。

 

ただ、「そんな風に前向きに考えられたら苦労しないよ...。」と思う人も多いでしょう。

 

 

 

2.「ラッキー!自分は働かなくて済むし妻の収入をあてにして生活しよう。」の場合

 

この場合、考えられる現実は「夫が妻の収入をあてにして働かなくなる」「夫が自分の稼ぎに見合わないものを買うようになる」ということです。

 

いわば開き直りとも取れるのかもしれませんが、妻がそれをよしとしていて夫婦関係がいたって良好であれば問題ないです。

 

ただ、妻側が不満を感じるようになり、「妻に捨てられる」というパターンもあります。捨てられないにしても、夫婦仲が険悪になり、家庭にいてもくつろげないなどの悪影響は大いに考えられます。

 

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3.「嬉しいような悲しいような複雑な気持ち」の場合

 

このパターンがもしかすると最も多いかもしれません。(統計をとったわけではありませんが、いろいろな人の意見を聞いてみるとこのパターンは多かったです。)

 

このパターンは人としてある意味当たり前の感情というか、人間らしいというか、ですよね。でも、複雑な気持ちであるがゆえに、こじらせやすいのが問題です。

 

本当は修復ができるのだけれど、ちょっとしたボタンの掛け違いで離婚にまで発展することもあります。

 

 

 

 

4.「男として情けない、ふがいない、自己嫌悪...」の場合

 

こちらも夫側の気持ちとしては大きくあるでしょう。自分を責める気持ちが生まれる、親たちからのプレッシャーも必要以上に感じる。

 

本当は誰も何も言っていないのに、「情けないと思われているのでは?」と被害妄想を持つ、自分を卑下する...マイナスな精神状態は挙げてもきりがないほど考えられます。

 

また、妻側が見下す態度を取るような場合だと、妻だけではなく子供たちまで父親を見下すようにもなっていきます。

 

さらには、妻の方が家事が得意で結局妻が家事も育児も家計の支えも、すべてを担うというような場合は、夫は自分の存在意義にすら疑問を持つようになる場合もあります。専業主夫にすらなれないという場合ですね。

 

いかがでしたか?これらの現実はとても大切なことなので、しっかりと想像するようにしていきましょうね。

 

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夫より妻の収入が多い典型例を数多く見てきた

 

 

ちょっとここで一旦話がそれますが、管理人が見てきた「夫より収入が多い女性」の典型例をご紹介します。私は総合病院の総務課で働いていましたので、本当に多くの典型例に遭遇しています。

 

それは何の職業の方かというと、看護師です。女医さんもいたのですが、女医さんの旦那さんって医師であることも多く、必ずしも収入が上回っているケースは多くありません。

 

でも、看護師さんたちは夫の収入を上回っている人が本当に多いです。それぐらい稼げる職業が看護師です。

 

住宅手当の申請や扶養の関係などで旦那さんの収入確認をすることが多かったので、「夫より収入が多い女性」たちの気持ちに触れることができたんです。

 

赤の他人である総務課の人間に「自分が旦那の収入を上回っている」ということを知られるわけですが、彼女たちは意に介さない様子で、「看護師なので。」という感じでした。

 

それぐらい大変な仕事をしているという自負があったのかもしれません。全然恥ずかしがるとか、そんな様子もなく、旦那の稼ぎに文句を言う人もなく、立派なものでしたよ。

 

もしかすると、夫収入<妻収入の場合より、夫収入>妻収入の方が、妻側が夫の稼ぎに対して不満を持つのかもしれないのかもしれません。専業主婦の女性が「夫の稼ぎが悪い」と文句を言うのが典型例ですね。

 

何の励ましにもならないかもしれませんが、「妻の収入が自分より多くて情けない気持ちになる」という方には、「バリバリ稼ぐカッコイイ奥さんを、もっと誇りに持ってあげてください。」と言いたいです。

 

看護師さんたちは気が強くて怖い人も多いですが(失礼 誇らしく生きていてカッコイイ女性たちですよ。もちろん看護師さんに限らず、女性でたくさん稼ぐって、それなりの苦労があるはずです。

 

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自分より収入が多い妻に対して夫がどう気持ちをもっていくか

 

では話を元に戻します。

 

いよいよ「夫の収入が妻より多い」場合、夫が気持ち的にどう折り合いをつけていくべきか方法論をお話していきます。

 

「自分より妻の収入が多くてどうすれば良いのか悩んでいる...。」という悩みは意外と多く聞かれます。

 

夫側の気持ち、プライドの保ち方については以下の方法が考えられます。

 

1.時代背景がそうしていると受け入れる
2.家事・育児負担を積極的に申し出る
3.副業、投資について勉強を始めてみる
4.気づいたことは話し合う

 

 

具体的に見ていきましょう。

 

 

 

 

1.時代背景がそうしていると受け入れる

 

夫収入<妻収入の図式は、女性の社会進出が進み、女性たちが活躍している現代には当たり前のことです。

 

女性が働きやすく、女性が管理職などに登用される機会が増えれば増えるほど、このケースの夫婦は比例して増えていくのでしょう。

 

気持ち的に受け入れられないのは、「男が家計の収入を支えて女は家庭を守る」という昔ながらの構図が自分の中に根付いているからです。

 

時代の変化とともに変わっていくことは多くありますが、必ずしも自分の意識が先に変わるのではなく、時代が変わってから自分の意識を変えるときもある。

 

ただそれだけのことなので、時代とともに自分の意識も変えていけばよいのです。

 

少し厳しい言い方をすると、夫収入<妻収入 の現実を受け入れられないのは、自分自身が女性を軽視する気持ちがあるからかもしれません。

 

女性には社会で是非活躍してほしいと時代に合ったことを言いながら、本当は「女性は家で家事・育児をしていてほしい」と思っていませんか?

 

これってけっこうちゃんと向き合ってほしいことなのだと思うのです。

 

 

 

 

2.家事・育児負担を積極的に申し出る

 

イクメンという言葉が流行りましたが、家事・育児に積極的に協力する男性が増えているのだそうですね。

 

それ自体は良いことなのですが、ここで問題になるのが「負担割合」です。

 

よくある喧嘩の原因は、「旦那より自分の方が稼いでいるのに家事負担は自分の方が多いのは不公平。」という妻の気持ちと、「自分だって働いて疲れているのだから家ではゆっくり休みたい」という夫の気持ち。

 

女性の方が元々家事が得意という人も多く、結局妻の負担が多くなってしまうという現状があるようです。

 

今回は、夫側の気持ちについて述べていますから、夫としてはやはり自分の家事負担を積極的に増やす提案をするのが良いと思います。

 

「自分だって働いて疲れている...」という夫の気持ちはまったくその通りなのですが、では逆の立場だったらどう思うのか?ということです。

 

共働きの夫婦で、夫収入>妻収入 という、一般的なケースを考えてみてください。

 

妻の方が稼ぎが少ないにもかかわらず「私だって正社員で働いて疲れて帰ってきているんだから」という理由で家事負担がきっかり半分ずつにされたらどうでしょうか?

 

心のどこかで「自分の方が仕事が大変でたくさん稼いできているのだから、もう少し家事負担を減らしてほしい」と思わないですか?本当に?

 

もちろん、収入の多さと労働時間が必ずしも比例しているわけではありませんから、労働時間、収入、家事負担をすべて公平にするのは難しいです。

 

ただ、やはり「自分より大変だと思われる相手を気遣い、相手の負担を減らすよう申し出る」ことの大切さは、とても大きいと思います。

 

 

 

 

3.副業、投資について勉強を始めてみる

 

収入を上げるように仕事を頑張れば?という意見はもっともかもしれませんが、雇われの身で収入を上げるのはそう簡単ではありません。頑張っても頑張っても出世できないなんてよくあることです。

 

収入の高い会社に転職をするという方法も良いですが、年齢的に難しい場合、家族との時間が取れなくなる仕事になる場合など、転職が必ずしもハッピーとは限りません。効果が期待できる方法ではありますが、慎重になるべき方法でもあります。

 

転職するのであれば、【リクルートエージェント】などの転職エージェントを利用して失敗しない転職を目指したいところです。

 

では現実的にどうかというと、副業や投資の勉強を始めてみるのはおすすめです。

 

副業禁止の会社の場合は注意が必要ですが、ネット上での副業であればよほどのことがない限りばれません。(もちろん自己判断でお願いします。

 

年末調整を会社で行ったあと、(年末調整しないと申し出て確定申告のみをする方法もありますが、それでは会社に知られる可能性があるということです。)自分で確定申告する必要はありますが、次年度の住民税の額が著しく多いなどなければ住民税の額で気付く総務担当者はほとんどいないでしょう。

 

投資なんかはサラリーマンでされている方も多く、経済の勉強にもなりますから、許容できるリスクの範囲内でされてみるのは良いはずです。

 

何も今の仕事だけで収入を上げなくとも、他の方法を考えてみるのも良いという、現実的な考え方です。

 

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4.気づいたことは話し合う

 

夫婦の間で気づいたこと、お金の価値観、家事の負担など、多くのことをしっかりと話し合う、結局はこれが一番大切なことです。

 

夫収入<妻収入 の場合に夫が感じる気持ちも色々ですし、それに対して妻が思うことも色々。自分の気持ちを相手が分かっているのかどうかさえ、話し合わなければ絶対に分からないことなのです。

 

すべてを相手に合わせることはできませんが、話し合うことで相手が譲歩してくれる点もあり、自分も相手の大変さを知ることができる、「自分ばっかり大変」「自分だけ辛い」という気持ちになることはありません。

 

モヤモヤとして悩みを抱えているのであれば、妻に「どう思う?」と聞いてみるのも良いはずです。

 

ただし、仕事やお金のことはとてもナイーブな問題でもあります。これまでコミュニケーションのない夫婦がいきなり話題にするにはハードルが高い。

 

日頃の他愛のない会話をしっかりとできている夫婦だからこそ、大切なことの話し合いもうまくいくというものです。まずは会話の機会を積極的に設けてみることからはじめていきましょう。

 

夫婦ってライバルではなくチームなんですものね。

 

こちらの本は、共働き夫婦のあり方を考える上でとても参考になると思います。

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最後に

 

いかがでしたか?今回は、夫の収入が妻より低い場合の夫側の気持ちのもち方についてお話しました。

 

男性の皆さんは「男たるものはこうあるべき。」というプライドがあると思います。そのプライドを決して捨てろというわけではありません。

 

最後に、すごくいいなーと思った言葉がありますのでご紹介します。

 

リクナビNEXTのお悩み相談で、「自分より収入が多い妻に、男のプライドを理解してもらうには?」という悩みに対して、タレントの山吹トオルさんがおっしゃった格言です。

 

「男のプライドは、愛する女性を守る事なのよ」

 

参照元:リクナビNEXT

 

何をもって「守る」と言えるのか、妻より収入が多いことが「守る」ことなのか、じっくり考えてみてくださいね。

 

格差婚夫婦の妻側の気持ちについてはこちらをどうぞ

格差婚との向き合い方第2弾。夫の収入が自分より低くて恥ずかしいと思っている妻 

 


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