専業主婦の妻に働いてほしいときの説得方法。夫が確実に理解すべき点も押さえよう

専業主婦の妻に働いてほしいときの説得方法。夫が確実に理解すべき点も押さえよう


 ※この記事は2018/9/2に執筆しました。

 

専業主婦の妻に働いてほしいと感じる夫が少なくありません。

 

生活が苦しいから
将来のために蓄えておきたい
持ち家や家族で旅行に行く余裕がほしい
妻に輝いてほしいから

 

家庭により理由はさまざまでしょう。

 

資産形成を実現させるためには、夫婦共働きは一つの有効な手段です。

 

夫が「妻に働いてほしい」と感じているには理由があるはずなので、解決する必要がありますよね。

 

夫自身、「自分の稼ぎでは限界がある」と困ったり、「単に働き出たくないのだろう」と感じたりし、自分の稼ぎで優雅に暮らしている妻を見てイライラするかもしれません。

 

夫の精神面をフォローすることも大切です。

 

専業主婦の妻に働きに出ることを説得する場合、どうすれば良いのでしょうか。

 

今回は、妻が自発的に働き始めるように説得する方法を紹介します。

 

 

 

 

 

 

「妻に働いてほしい」夫がまず理解すべきこと

 

 

最初に、夫にとって耳が痛い話をします。

 

これを受け入れてからでなければ、夫と妻の意識の差は埋まることがなく、何を言っても円満な形で妻を説得させることができません。

 

妻に働いてもらうには、まず何を理解すれば良いのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

「家事育児を折半」の意味を取り違えないこと

 

妻にもフルタイムで働いてほしいと願う男性の意見を聞くと、「家事育児は折半するから。」と女性に配慮した発言をします。

 

しかし、「折半するから。」と言う男性で、家事育児の本当に半分をできる人はいないと断言します。

 

男性の多くは、家事育児の折半の意味を取り違えているのです。

 

 

 

 

授乳だけでも大変

 

たとえば授乳について。

 

女性だけは授乳ができるわけですが、男性はこの大変さを理解していません。

 

赤ちゃんにおっぱいをあげる姿は幸せそうに見えるかもしれませんが、授乳ってめちゃくちゃ大変なことなのです。

 

授乳中はホルモンバランスが乱れて母親の体調が悪くなりがちです。

 

おっぱいが上手くでなかったり、赤ちゃんが飲む量との調整がつかなかったりし、母親自身が高熱を出すことも珍しくありません。

 

ほかにも…

 

赤ちゃんが乳首をかじって激痛
外出先で授乳するときは場所探しに苦労する(夫が積極的に探してくれることは少ないから自分で探す)
授乳中の他人の目が気になる
赤ちゃんがおっぱいを吸わなくてもでてしまう(母乳過多)
赤ちゃんがおっぱいをねだって泣きわめく

 

など、さまざまな苦労があります。

 

 

 

 

母親の存在意義が大きいからこそ父親はやるべきことが多数ある

 

授乳が終わったとしても、おっぱいがでる母親だからこそ、赤ちゃんは母親の育児を欲します。

 

夫は、妊娠中から医師の話を聞き、母親学級に通っていた母親の知識や経験にかなうはずもありません。

 

ここからいえるのは、授乳以外の家事育児をきっちり折半したところで、公平な分担ではないということです。

 

そもそも育児において、女性にしかできないことが多いのです。

 

男性は、性の違い上、母親にしかできないことがある点を踏まえ、「折半はほぼ不可能」だと理解する必要があります。

 

そのうえで、

 

「自分にできることは何でもやる。」

 

それくらいの覚悟を持つ必要があります。

 

そこまでやって初めて、「折半に近い」レベルにいくかもしれません。

 

お皿洗いやトイレ掃除をし、ゴミ出しをし、ときどき子供と遊んであげたとしても、「家事育児の折半」にはほど遠いです。

 

そこをまず理解してください。

 

覚悟がないのに「妻にも正社員で働いてほしい」とは簡単に言ってしまえば、妻側からの不公平感は解消されません。

 

覚悟ができないなら、自分が稼ぎ、家計を支えることが最低限必要です。

 

 

 

 

「残業のない正社員で働いてほしい」と言うことの無謀さ

 

「正社員で働いてほしいけれど、残業はしないでほしい」

 

と、無謀なことを言う男性も少なくありません。

 

何が無謀なのかというと、まずは、「正社員だけど残業しないで帰る」ことの大変さです。

 

大手や優良企業のように、定時帰りが浸透している企業であれば良いのです。

 

しかし、一般的な中小企業では「正社員なら残業する」ことがまだまだ当たり前です。

 

早く仕事を終えて帰るにしても、周囲の理解を得られないこともあります。

 

妻は肩身の狭い思いをしながら、正社員として毎日定時帰りを遂行しなくてはなりません

 

キャリアウーマンだった女性が、結婚を機に定時で帰ろうと奮闘する姿を間近で見てきましたが、本当に大変そうでしたよ。

 

非常に強い意志と、周囲から何を言われても気にしないだけの鋼の心臓が必要です。

 

男性は、そこまでの覚悟をもって定時帰りすることができるでしょうか。

 

 

 

 

家事育児を負担してほしいことの表れ

 

「正社員だけど残業はしないでほしい」とは、「残業しないのだから家事育児は多目にやってほしい」という要求が表れています。

 

「そんなことはない。妻は残業がない方が体力的に負担がないのだから、妻のためだ。」と言うかもしれません。

 

しかし、その「体力」とは、家事育児を両立させるための体力ですよね。

 

妻のためだと言いながら、結局は自分のためです。

 

妻に正社員としての収入を確保させておきながら、家事育児もたくさん頑張ってほしいのです。

 

残業しないからといって、フルタイム勤務に変わりはありません。

 

体力的、精神的にも疲れます。

 

それなのに、「自分は残業がある。君は残業がない。だから君の方が家事育児負担は多くて当然でしょ。」と言っているのです。

 

女性は同時に何かをこなす能力が高いと言われます。

 

仕事の効率化をはかり、残業なく帰ることも、女性の方が得意です。

 

妻が高い能力と工夫によって定時帰りを実現させ、夫は何の工夫もなく毎日残業する。

 

この状況でも、妻は正社員プラス家事育児の負担を強いられるのです。

 

 

 

【ミニコラム:ずるい夫】

 

OL時代の同僚で、仕事が忙しくない日でも帰らない男性がいたので、理由を聞いたことがあります。

 

すると、「早く帰ると家事育児をやらないといけないから」不急の仕事をしていると言うのです。

 

残業なく帰れる日なのに、家事育児をするのが嫌だからわざと残業して帰らないわけです。

 

社会的には、夫が仕事で家計を支えるという構図がまだまだ当たり前です。

 

そのため、夫にはこの逃げ道があります。

 

妻は育児への責任感から、この選択肢はありません。

 

確実に定時で帰り、家のことをやらなくてはなりません。

 

 

 

 

 

働いてほしいのに働かない妻へ説得するときの考え方

 

 

専業主婦の妻に働いてほしいのに、妻はいろいろと理由をつけて働かない。

 

それなのに妻は、「持ち家がほしい。」「家族旅行に行きたい。」などと贅沢を言います。

 

そこを指摘すれば、感情的になり、子供を連れて実家に帰ることもあります。

 

贅沢をしたいなら働けば良いのに、働かない妻をどのように説得すれば良いものか悩みますよね。

 

ここは、女性の性質を理解したうえで、効果的な説得を試みる必要がありますよ。

 

妻を説得する考え方を紹介します。

 

 

 

 

 

「生活が厳しいから」では節約に走ってしまう

 

生活が厳しいという理由で妻にも働いてほしい場合、そのままストレートに伝えると効き目がないことがあります。

 

むしろ、妻は稼ぐよりも、食費や旦那のお小遣いを削るといった節約に走るおそれがあります。

 

通常、仕事はできればやりたくないと思うのが人間です。

 

それなのに、「生活のために働いて。」と言われれば、妻は尻込みします。

 

結果的に、多少の経済的苦しさであれば、節約でフォローできると思ってしまいます。

 

女性は元々男性に比べて、稼ぐことの努力よりも、節約する努力を惜しまない性質があります。

 

ここは、

 

家計に余裕ができれば家族で旅行に行ける
妻が社会とつながることで視野が広がる
妻自身の能力を仕事で活かさないと勿体ない
働くママの姿は子供にとって手本になる

 

など、単に「生活費のため」だけではない理由を元に説得すると良いでしょう。

 

 

 

 

 

「仕事がストレス解消」と言っていたKさんの話

 

元同僚のKさん(1日5時間のパート勤務)は、中学生と高校生の娘二人がいて、義両親とも同居中です。

 

義両親の食事はもちろん、家事はすべて妻が担当するという生活を送っています。

 

娘は二人ともスポーツに打ち込んでおり、送り迎えや保護者会の行事などで、休日さえほとんどないとのこと。

 

いつも忙しそうにしています。

 

しかしKさんにとって、パートで働く時間が唯一の安らぎであり、ストレス解消であるとのこと。

 

給与は度外視です。

 

娘や義両親のように自分と価値観が異なる相手の世話をするより、仕事を通じて対等な付き合いができる同僚たちとの時間の方が、気楽なのだそうです。

 

実際、1日中家で家事育児だけをしている人は、ノイローゼにかかるケースが珍しくありません。

 

ストレスの矛先が子供になってしまうことだってあるでしょう。

 

仕事を大変なものだと捉えてしまうと、妻は働きに出ることを躊躇します。

 

女性は体力的に男性より劣りますし、女性が社会で活躍するには苦労が大きいものなので、相当な気合いが必要です。

 

仕事は、むしろ楽しくて家事育児の息抜きにもなる。

 

そんなふうに捉えられると、自発的に働きに出ようと思うものです。

 

Kさんを例にとり、妻の自発性を促してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

「保育園代で消えるから働いても無意味」と言う妻

 

妻がパートをしても、保育園代でパート収入のほとんどが消えてしまうことがあります。

 

わたしの元勤務先には併設の保育園があり、保育料は給与から天引きでした。

 

給与担当だったわたしは、社員の給与計算をするたびにいつも思っていました。

 

「この人の給与、せっかくの収入が保育園代でほとんど消えてしまっているな。」と。

 

「保育園代で消えるから働いても無意味」の主張は一理あるのです。

 

しかし、それは、「働く=生活費のため」だと決めているからです。

 

生活費以外に働く意味を見いだしていれば、たとえパート収入のほとんどが保育園代で消えても、働く価値があります。

 

たとえば妻のやりがいであったり、子供の手が離れた後のキャリアにつなげるためであったり、社会とのつながりであったり…。

 

妻が「働きにでたくない。」と言ったなら、その理由を明らかにし、働くとは生活のためだけではないメリットがあると伝えてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

「子供と一緒の時間が減って子供に良くない。」と言う妻

 

子供のために今は働きに出たくない、と言う妻もいるでしょう。

 

確かに、母親と一緒の時間がたくさんある子供は愛情に恵まれ、幸せなのかもしれません。

 

しかし、保育園に入れることで、子供自身の成長につながるメリットもあります。

 

社会性や協調性を学び、いざ小学校へ入学する際にも周囲の子供たちと上手に付き合っていくことができます。

 

姪っ子がいた保育園は外遊びが多い保育園だったため、運動神経がとても向上しました。

 

今は小学生ですが、他の保育園出身の子供と比べ、運動能力で劣ることはありませんし、体育の時間で苦労することがありません。

 

母親が自宅で毎日面倒を見ていたら、ここまで運動能力を上げることは難しかったかもしれません。

 

妻が働きに出ることは、子供のためにもなるのです。

 

 

 

 

 

 

いきなり正社員を勧めない

 

現在無職の妻に、いきなり正社員として働きに出てほしいというのは、ハードルが高いかもしれません。

 

看護師のように正社員ですぐに復帰できる職種なら別ですが、そうでなければ再就職活動も大変でしょう。

 

まずは肩慣らし的に、パートやクラウドソーシングで働いてもらうことをおすすめします。

 

仕事と家事育児の両立は、家庭の事情は個々の能力にあわせ、手探りでおこなうしかありません。

 

フルタイムでなくても働くことで、仕事と家事育児を自分なりに両立する方法が見えてきますし、働くこと自体への耐性もつきます。

 

特に、現在自発的に働きに出ていない妻には、正社員以外の方法から提案すると良いでしょう。

 

※関連記事

 

 

 

 

パートで毎月5万円稼ぐことのすごさを説明する

 

パート収入が月5万円だとしても、年間60万円です。

 

10年働けば600万円です。

 

今夫の収入で何とか生活できているなら、600万円を貯金にまわすこともできます。

 

少し余裕がある家庭なら、年間60万円を家族旅行に使うことだってでできるでしょう。

 

この程度なら、社会保険も税金も扶養の範囲内なので、引かれるものが少ないというメリットもあります。

 

妻は、パートでも働きに出ることで、家計にこれほどの大きな利益をもたらす可能性を秘めているのです。

 

月5万円のすごさを妻に説明してみましょう。

 

 

 

 

 

保育園問題はクラウドソーシングで解決できる

 

子供が小さくて保育園の問題がある場合、クラウドソーシングなら自宅でできます。

 

子供がいながら仕事をするには、子供が寝ている時間など、空き時間でも集中力を発揮する必要があり、難しくもあります。

 

しかし、その能力は外に働きに出たときにも役立ちます。

 

クラウドソーシングにもいろいろな仕事があります。

 

わたしのようにWebライターや校正者として働く道もあります。

 

料理やインテリア、ファッションなど、主婦の方が好きそうな案件も多数ありますよ。

 

わたしは現在法律系記事の執筆と校正をしています。

 

法律のように専門的知識が必要な分野では、単価も非常に高くなり、正社員として働く程度の稼ぎを得ることが可能です。

 

ほかにも、エンジニアやプラグラマー、webデザインなどの技術があれば、在宅で稼ぐことは難しくありません。

 

むしろフリーランスの方が、雇われより高収入を稼ぐことが珍しくないです。

 

クラウドソーシングなら、クラウドワークスランサーズが案件数が多く、セキュリティもしっかりしている大手です。

 

IT系のフリーランスとして働くなら、

 

フリーランスITエンジニアの案件・求人情報サイト【ギークスジョブ】

 

高単価案件が最短二日で決まる!【ポテパンフリーランス】

 

などのフリーランス専用サイトもあります。

 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

妻が専業主婦になるときは、「子育てが落ち着いたら働くね。」と言っていたかもしれません。

 

しかし、気が変わったのか、なかなか働きに出ない妻もいるでしょう。

 

そんなときは、まずは妻の大変さを本当の意味で理解することが大切です。

 

そのうえで、妻が自発的に働きにでるように説得することが、家計収入を増やして円満な家庭生活を営むためにも必要ではないでしょうか。

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