飲食店の行列に2時間並ぶ前に考えよう。並んで食べることの実質的な価値について

飲食店の行列に2時間並ぶ前に考えよう。並んで食べることの実質的な価値について

 

行列ができる〇〇のお店など、世の中には行列がたくさんあります。

 

中には2〜3時間並ぶ人気店もあります。

 

でも、2時間並んで食べるって一体どういうことなのでしょうか?

 

2時間行列に並んでまで食べたい、話題のお店に行きたいと感じる方に考えてみてほしいことがあります。

 

 

 

行列ができるお店=他の店より美味しいお店ではない

 

行列ができるほど人気のお店なのだから、「絶対に美味しいに違いない。」と思うことがあります。

 

確かにとても美味しいからこそ人気がでるのが普通ですから、多くの行列店は美味しいのでしょう。

 

しかし、並んでまで食べる価値があるものってこの世にはないのではないかと思っています。

 

これは私の経験上からそうだと確信しています。

 

今でこそ行列に並ぶことがほぼありませんが、若い頃は行列だろうと何だろうと、とにかく話題のお店に行きたかったし、行列があればそれを価値として並んでいました。

 

しかし、はっきり言って「2時間並んでまで食べるほどの価値がある」と感じたお店には残念ながら一度も出会ったことがありません。

 

行列ができるお店が例えどんなに美味しいお店であっても、「行列ができない他のお店も同じぐらい美味しい」ということがあるからです。

 

AとBが同じぐらい美味しいお店で価格もお店の雰囲気も同等だったとしましょう。

 

通常は、ここで両店を比較ができます。

 

しかしAは2時間並び、Bは普通に入れる。

 

この場合、2時間並んだAには、2時間分の付加価値がなければBに勝ることはないのです。

 

これは恐らく「それはそうだよね。」と言ってくれると方もいると思います。

 

でも、「わかっているのに行列に並ぶ」人があまりにも多く、その人たちは有益な時間を失っていることに気づいていないのです。

 

 

 

行列ができるお店でも美味しくないお店がある

 

行列に並んでまで食べたものが、「すごく美味しい」ならばマシです。

 

基本的にはそこが最低基準なので、「まぁ美味しい」とか「普通」だと、2時間並んだことが無駄になります。

 

で、世の中には「すごく美味しい行列店」ばかりではなく、「まぁ美味しい行列店」が山ほどあります。

 

いまどきマズイお店はあまりないので、2時間並んで「まぁ美味しい」は、私の中では基準以下です。

 

私は2時間並んで「まぁ美味しい」を経験したことが何度もあります。

 

某みそかつ店に行ったときもそうだったし、海外から上陸した有名スイーツを食べたときもそうでした。

 

大阪にいるときに、行列のできるたこ焼き屋さんより、となりの行列ができないたこ焼き屋さんの方がずっと美味しかったこともあります。

 

「私の味覚がおかしいのか?」とも思いましたが、すごく美味しいお店をいくつも知っている友人・知人たちに聞いても同じ感想だったので、間違いないと思います。

 

これは何を意味しているのかというと、「行列ができる」ことによって、人はその食べ物の本当の味を判断できなくなっているのだということです。

 

前述したように、「行列店=美味しい」という法則を信じきっていて、自分自身でその味を判断していないのです。

 

人の判断基準に流されているってことですね。

 

このことに疑問を持つかどうかで、日ごろから時間の効率を考えた生活ができるようになります。

 

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コスパがいいから並ぶことのちぐはぐさ

 

 

これだけ上質な材料を使っているのにこの値段、このボリュームなのに安い、など、「コスパが良い」ことが理由で行列ができるお店もあります。

 

当然味は一定レベルは超えているのですが、それよりもそのコスパが売りだったりします。

 

コスパというのは、その金額に対してどれだけの高い価値を提供できたかということです。

 

「安くて美味しい」はコスパが高いでしょうが、「安くて美味しいが2時間並ぶ」では、2時間分安くて美味しくなければ割に合わないことになります。

 

コスパがいいから並んでいるは、なんともちぐはぐな印象を受けます。

 

それはすでにコスパが良いとは呼べない気がするからです。

 

 

 

 

 

並んでまで食べたのだからどこよりもおいしかったと思い込みたい心理

 

行列店を出てきた人にインタビューしている様子などを見ていると、「並ぶ価値がありました!」など感激した様子で語っている場面ばかりが取り上げられます。

 

でも、実際には「美味しいけど並んでまでは...」と思っている人もいるはずです。

 

テレビなどで当然その人たちが取り上げられることはないですし、思っていても言えない人もいるでしょう。

 

なぜなら並んで食べた行為を納得させるためにも、「並ぶ価値があった」と思いたいからです。

 

こうやって、「美味しいけど並んでまでは」と思っている人たちの存在ではなく、「並ぶ価値がある」という発言をしている人ばかりがスポットライトを浴び、「あのお店の行列ってどうなの?」と思っている人たちを巻き込みます。

 

テレビのインタビューではなく、本音を話してくれる友人・知人などの口コミを参考にしたいものです。

 

 

 

 

 

2時間並ぶことを繰り返しているとどうなる?

 

人生の中で数回2時間の行列に並んだって、さほど影響はありません。

 

一度でいいから2時間の行列に並んで食べてみたいと考える方は、経験されてみても良いでしょう。

 

でも、いつも話題のお店に飛びつき、行列に並ぶことを当たり前に行っている人は注意です。

 

毎週末にそれをやっていると、4週で8時間です。

 

法定労働時間が8時間なので、1日分を人より無駄にしています。

 

これが1年だったら?12日分、人よりも時間を有効に使えていないことになります。

 

 

 

 

2時間並んでまで食べる「美味しさ」って、「すごく美味しい」では足りない

 

 

2時間並んでまで何かを食べるからには「すごく美味しい」ものでないと納得できないですよね。

 

でも、世の中には並ばずに入るお店でも「すごく美味しいもの」を食べることがいくらでもできます。

 

つまり、2時間並んでまで食べるということは、「すごく美味しい」では足りず、さらにそれ以上の価値がなければなりません。

 

でも「すごく美味しい並ばないお店」と「すごく美味しい並ぶお店」を比較したとき、その美味しさに倍以上の差があることはないでしょう。

 

繰り返しになりますが、「2時間並んで時間を潰してまで食べるほどの価値がある美味しさ」ってあるのかなって思います。

 

 

 

 

2時間並ぶ人は味だけを求めているのではない

 

行列店に並んで食べた経験があると、グルメになった気になります。

 

「あの行列店で食べたよ。」って話題性がありますよね。

 

この時点で、お店対して味だけを求めているわけではないことが分かります。

 

「2時間並ぶこと」そのものがイベントだったり、友達に話題を提供できるということがメリットだったりするわけです。

 

それは人の価値観の問題ですから、全く否定する気はありません。

 

そういう理由で行列に2時間並んでいると言っている人の方が、むしろ並ぶ理由が分かりやすく納得もできます。

 

「この味のためだけに行列に並んでいる」という人の方が不思議です。

 

 

 

 

 

2時間あれば何ができる?

 

2時間並ぶときには、2時間あったら何ができるかな?って考えてみてください。

 

仕事をするとしたら、時給1,000円の仕事だって2,000円の収入になります。

 

2時間並んで食べた食事には、プラス2,000円分の価値が必要だということです。

 

2時間あったら、ジムに行って汗を流すこともできるし、久しぶりに友達と会ってお茶する時間だってあります。

 

2時間あればけっこう深い話ができるでしょう。

 

というわけで、2時間かけて並ぶならば、絶対に2時間を有意義に使いましょう。

 

待ち時間の間に一人で仕事の構成を考えることができるならば無駄にはなりません。

 

友人や恋人と2時間並ぶならば、絶対に楽しく会話して過ごしましょう。

 

どちらか一人がため息をついたり、どこか遠くを見つめて死んだような顔をしてしまっては、有意義な時間と言えません。

 

 

 

 

どうしても食べたいなら空いてる時間を狙うべき

 

お店のこの味がどうしても食べたいって思うことがあると思います。

 

そのお店にしか出せない味は間違いなくあるでしょう。

 

その場合は、空いている時間を狙う、開店前を狙うなどして並ぶ時間を極力減らすことをしましょう。

 

行列店に休日の昼時から並ぼうとする人は、時間が資産であるという感覚がないのでは?と思います。

 

並びながらイライラしたり、立ち続けてせっかくの休みなのに疲れてしまったり、そこまでしてありつけた食事が「まぁ普通に美味しい」だったら、目もあてられません。

 

「子供が小さいから昼時に移動するしかない。」という方もいるでしょう。

 

でも、好き嫌いが多かったり、気分によって食べたいものが簡単に変わる子供たちが、行列店のものをどうしても食べたいとは思えません。

 

それなのにあえて子供と一緒に休日の昼間に行列店に並ぶのは、子供のためではなくて親のためだと思います。

 

恐らく子供は並ばないそこそこ美味しいお店の食事で満足で、その後に公園で遊ばせてもらった方が嬉しいはずです。

 

 

 

 

2時間並ぶ行列店に行くなら並ばない美味しいお店探しをしよう

 

私は有名な行列店に2時間並ぶより、すごく美味しいのに普通に入れたり、予約ができるお店に行きます。

 

皆が皆こうしていれば、「2時間並ぶすごく美味しい行列店」にだって、普通に入れるようになったり、本当に味やサービスだけでお店を選べる世の中になると思います。

 

そこはお店側のビジネス力の違い、そう言われてしまえばそれまでなのですが...。

 

いち消費者としては、ちゃんと味で勝負しているお店が、正当に評価される風になれば良いなと思っています。

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

今回は、行列ができる飲食店に2時間並ぶ前に考えたいことをご紹介しました。

 

2時間並ぶということは、貴重な時間をかけてまでの価値があることが大前提です。

 

並んでいるってことによって、表面上のお店の価値は上がっていても、消費者からすると実質的な価値は下がっているということです。

 

ちょっぴり...かなり?辛口だったかもしれませんが、「時間を有効に使いたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。


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